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扉を開けて
Aの待つ調理室に向かう。
ここから調理室は意外と遠い。
話の伝達も大変になるんだ。
でも走ったらすぐだから急いで行く。
ほーら、もう着いた。
神「A、開けるよ」
『はーい』という声が聞こえた気がしたから
ガチャっ、と開けてみる。
いつもの調理室ではない、
何か甘いものの香り。
『あっ、団長!来てくれたんですね!』
神「Aに呼ばれたからね」
『…嬉しいです』
恥ずかしそうに俯くA。
あれ、そんな態度されたらさ
_________俺、期待しちゃうよ?
神「あっ、そうそう。何か用あるのー?」
いつもと違うAにニヤケが止まらない。
どうしよ。
平常心でいられない…。
『ちょっといいですか?
団長にこれ…』
そういうAが出してきたのは
少し大きめの箱に入った何か。
『団長、夜兎だし食べれるかな…って』
食べ物ということは分かったけど…
もしかして…?
神「食べていいの?」
『どうぞ…』
神「楽しみだなぁ」
丁寧に包まれた箱から
中を見ていくと甘い甘い、チョコレートだった。
神「ん…甘くて…おいしい…」
ただ、黙々と食べすすめる俺。
まだ下を向いて俯くA。
そんな空気でも俺の心は暖かかった。
神「…あれ?これなんだろ…」
箱の底を見ると
何やら字が書いてある。
全部食べた後に改めて見てみると
《団長の事が好きです》
その1文が書いてあったんだ。
『…どう…ですか…?』
神「俺も…大好きだよ…」
『…恥ずかしいです』
神「俺のアピール気がついた…?」
『今日どうしたんだろって…思いました』
神「それぐらい俺はAが好きなんだヨ?」
これは、本当に思ってること。
俺の作戦決行日に
思いが重なり合いました______。
。・:+°END。・:+°
ラッキー銀魂キャラ
阿伏兎
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瀬怜奈(プロフ) - 圭時さん» そう言って貰えてとっても嬉しいです(*^^*)不器用総ちゃんを書きたくて書いてみたんです( 笑 )コメントありがとうございました! (2017年2月25日 19時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
圭時 - 総悟ヤバいです//////////////////甘いっ!チョコより甘い//////////////////期間限定だったので読めてよかったです。 (2017年2月24日 21時) (レス) id: cff1f37551 (このIDを非表示/違反報告)
瀬怜奈(プロフ) - 霜月さん» とても面白いだなんて…!ありがとうございます!嬉しくて泣きそうです(><)高杉の続編作りますね(*^^*) (2017年2月18日 17時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - 高杉ヤバァイまじヤバァイ((とても面白いです!!高杉の続編みたいとか思ったり... (2017年2月17日 21時) (レス) id: 549da3aa3d (このIDを非表示/違反報告)
瀬怜奈(プロフ) - ルーシィさん» そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます! (2016年3月1日 0時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
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