【銀魂】 副 団 長 の お 嫁 さ ん 。 2

可愛い神楽ちゃんとドSさん(ﾘｸｴｽﾄ) ページ9

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無言で私を睨んでくる
男の人の手に、刃物があるのが見えました。

大切な着物、傷がついたらいけませんが
ここはしょうがありませんよね。ごめんなさい、阿伏兎。







『それじゃあ、強行突破…しましょうか』







ここは建物が重なり影が出来ています。
つまり日光があたらない、ということで。

私にとっていい条件が揃いました。

番傘を閉じて相手に向けた、その時でした。







？「おーい、そこのオッサンどいてくだせェ」






男の人の後ろに現れたのは
黒い隊服を身にまとった、栗色の髪の毛の人。

…もしかしてもしかして、真選組の方脱だったりします？







「あ？誰だ…って真選組の沖田総悟！？
逃げるぞお前ら！」


沖「あーあ、逃げちった…
あんた、大丈夫ですかい？」







その、真選組の沖田さんが現れると
すごい形相をして逃げていった男の人たち。

え、弱すぎませんかね。

閉じた番傘を広げて、真選組の方を見ます。








『はい、大丈夫です。ありがとうございます！』


沖「なら良かった。
…あんた、もしかして夜兎族ですかい？」


『…そうなんです、』


沖「最近、夜兎族狩りって言うのが流行ってるんでさぁ。
だから気をつけてくだせェ」








夜兎族狩り、ですか…。
ほかの土地では良くあることです。

私達の強い血を求めて、襲ってくる人達がいますが、
大抵返り討ちにされるのがオチです。








『ありがとうございます、』


沖「…名前、なんて言うんですかぃ？」


『私はAって言います。
貴方は？』


沖「真選組1番隊隊長の沖田総悟でさァ」



『…あの、沖田さん、いきなりで悪いんですけど…
万事屋に連れて行ってくれませんか？』









スマホのナビを使うより、
現地の人に聞いたほうがいい気がしてきた私は
真選組だし、大丈夫だろうと思い聞いてみました。

すると沖田さんは顔を歪めて
「…はぁ、」とため息をつきました。


…え、万事屋ってそんなところでしたっけ、。








沖「…Aさん、万事屋に何のようで？」


『神楽、っていう子に会うためにやってきたんです』


沖「あのクソチャイナにですかィ？
こんなにきれいな知り合いいたのか、アイツ…」


『沖田さんもお知り合いですか？』


沖「…まぁ、腐れ縁ってやつでさァ」








神楽ちゃんのお知り合いということで
早速万事屋まで案内して貰いました。





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【おまけ】団長or副団長から一言言いたい事があるらしいです。

阿「団長…お願いだから仕事押し付けないでくれ……」

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