【銀魂】 副 団 長 の お 嫁 さ ん 。 2

可愛い神楽ちゃんとドSさん(ﾘｸｴｽﾄ) ページ8

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『つ、着いた…』


阿「あぁ、やっと着いたな」








宇宙からはるばる(?)やってきた私達。

昨日神威くんにバレないように、猛スピードで準備しました。

『2日間居ないからよろしくね』とだけ伝えて、
逃げるように艦隊を後にしました。…が。

今回は阿伏兎が着いてきてくれるので、
家事をする人が居なくなってしまって…。

こうなった時のために
団員にお料理を教えておかなきゃ行けませんね。








阿「それじゃあ俺はどっかフラフラしてっから
何かあったら連絡しろよ」


『うん、わかった』


阿「転ばないようにな、」


『わかってるわかってる！』








阿伏兎は気を使って、どこかに行くようです。

私は阿伏兎と別れて、
神楽ちゃんが暮らす《万事屋》へと向かいました。

今時代は便利なものを残しているようで、
スマホがナビをしてくれます。
それを頼りに人通りの多い道を歩きました。


…歩いていて、突き刺さる視線が気になります。

今は日中で、雨も降っていないので
傘を差すと目立つというか…。

でも今日は江戸に着ているので、和服です。
阿伏兎に買ってもらった淡い黄色の着物は
よく江戸の人に馴染むようで。



馴染む着物を着ていても、
ある一方からの視線が絶えなく、
私は怖くなって道を外れました。

路地裏のように細い道を歩いても
今度は後ろから付けてくるような人の気配を察しました。








『…あの、どちらさまで？』


「おい、こっち向けよ嬢ちゃん」


『ご要件はなんでしょうか？
そんなにコソコソする必要があるとは思えませんけど…。』








振り向かないまま返答します。

今すぐにでも阿伏兎を呼びたいところですが、
生憎そんな時間はないようで。



声的に男性で、足音から複数いるのがわかります。

きっと私が持っていた番傘をみて
夜兎族だと思ったのでしょう。

…女だからって、舐められては困るのに。








「…声も可愛いじゃねえか、いいモン発見したぜ」


『私はそんないいものでは無いですよ…』


「嬢ちゃん、こっち来てくれよ。
痛いようにはしねぇさ」









着物だから戦闘したくないのですが…。
それにここは江戸の街。

お巡りさん、来ちゃうかもしれませんね。

私は振り向いて、こう言いました。








『…あの、そこどけてくれませんか？
私会いたい人がいて、行かなきゃいけないんです』


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【おまけ】団長or副団長から一言言いたい事があるらしいです。

阿「団長…お願いだから仕事押し付けないでくれ……」

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