【銀魂】 副 団 長 の お 嫁 さ ん 。 2

いつまでも、ずっと ページ28

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私も自分で作った料理を食べたり、団員にお酒を付いだりしているといつのまにか阿伏兎は帰ってきたようで、私を呼びました。






『ん、どうしたの、阿伏兎…って…それ…』






阿伏兎の手に持っているのは、
数え切れないほどのバラの花束…。

綺麗に咲き誇るバラに驚く私。
後ろで阿伏兎の登場に喜ぶ団員の声が聞こえます。

彼は私にこう言いました。







阿「今日は俺の誕生日でもあるが…
それよりも大事な、俺らの結婚記念日だ。

まさかこんなに盛大に祝われるとは思ってなか
ったが本当に嬉しい。ありがとな。


これは、俺からの日頃の感謝の思いだ。

いつ死ぬか分からねぇ仕事の俺だが…
いつまでも俺の隣にいて欲しい」






阿伏兎は記念日を覚えていました。

覚えているだけでも嬉しいのに、私が好きなバラの花まで用意してくれて…。

バラの花束を私に渡すと、私はこう返事を返しました。







『…っ、もちろん！嫌でも隣にいる…ずっと、いつまでも』






いつ死ぬか分からないのは私も同じです。

春雨第七師団に身を置く以上は、いつ敵が攻めてくるかも分からない。何が起きるかは分からないけれど、私は貴方たちをいつまでも支え続けていきたい。


夜兎の血が流れているのに、戦うのが苦手な私は
どこにいてもお荷物として扱われてきました。

そんな時に出会ったのが阿伏兎で、彼はそんな私を救ってくれたのです。

その恩は一緒忘れません。忘れることなんてできませんから。







阿「本当は二人で過ごしたいが…また後で抜け出すか…」


『…ふふっ、それもいいかもね』






私にとって、第七師団は大切な存在です。
…そして阿伏兎はもっと大切なのです。


そんな私たちを祝福ムードでお祝いしてくれる団員に心からお礼を言いたいのですが、言ってもいいですよね。









『みんな、いつもありがとう！
これからもずーっと、支え続けさせて下さい、』









団員たち

神楽ちゃん

銀時さん

真選組の方

神威くん

…そして阿伏兎に出会えたこと。

私はとても幸せです。









阿「これからもよろしくな、A」

『 こちらこそ、宜しくね？阿伏兎』


これからも、この幸せがいつまでもつづきますように。









.*･ﾟEND.ﾟ･*.

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【おまけ】団長or副団長から一言言いたい事があるらしいです。

阿「団長…お願いだから仕事押し付けないでくれ……」

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