【銀魂】 副 団 長 の お 嫁 さ ん 。 2

お互いの必要性(ﾘｸｴｽﾄ) ページ24

阿伏兎said









Aを見送った後。

この気配を団長も察したのか、番傘を握り直した。

俺も早く事を収めないとAに被害が加わってしまうから
早急に対応したいと考えている。





阿「なぁ、団長……」


神「阿伏兎が言いたいことわかるよ、Aが帰ってくる前に終わらせたいんでしょ？？」


阿「…そうだ。できるだけ戦っているところ…人を殺しているところを見せたくねぇ。
Aが嫌いだからな」






Aは、夜兎の血が流れている。
だが戦うことには興味がなく、戦闘自体が嫌いらしい。

だから、俺とか団長が戦うところを見せたくない。
血を見せたくない。Aが嫌がっちまう。






神「だから早く終わらせよ、ネ？」


阿「ったく、団長はただ戦いたいだけじゃねぇか」


神「…Aは俺にとっても大事な人なんだヨ？
阿伏兎だけじゃなくて、この団員みーんな、Aが大好きなんだから」


阿「…あぁ。それじゃあ行くぞ！！！」







武器やらなんやらを構えていた星の人々。

俺らのことを敵と見なしたんだろう。取引き相手なんだけどな。






阿「おいおい…俺らは招待された側だよな？」


神「…もしかして、戦いたくて仕組んだり？？」


阿「全く…どっちにしろ出向いた相手への態度が違うってんだ。早く終わらすぞ」






人数は想像しているより多く、
あまり強くはないものの量が多くて大変だ。

俺自身戦うのは趣味じゃねぇ。
でも喧嘩吹っかけられたらやるしかねぇ。

……それが俺らの運命だ。



目の前の敵ばかり相手にしていたからか
うしろに敵が迫っているなんて気づきもせずにいた。

数人で取り囲まれ、目の前の奴が刃物で切ろうとしたときだった。

毎日見る、長い髪の毛がみえたのは。








『…っ、阿伏兎！！』








俺を護るように前に出てきたAは、
目の前のやつが持っていた刀に切られてしまった。


…よりによって日本刀。するどいものだ。








阿「…っおい！A！なんで俺の前に出てきた！」


『だって…阿伏兎が危なかったんだもん…』


阿「だからってAが怪我しちゃ行けないんだよ…」








Aは悪くなんてない。全ては俺が弱かったからだ。

俺は急いで血が出ているAを担ぎ、戦艦内にある医療室へ向かった。









A、本当にごめんな。

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【おまけ】団長or副団長から一言言いたい事があるらしいです。

阿「団長…お願いだから仕事押し付けないでくれ……」

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