【マギ】異世界冒険譚【トリップ】 (ページ9)

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第六夜ページ9

アマディアside

アマディア｢だれ･･･？僕まだ眠いんだけど～｣

隣の部屋がうるさくて目が覚めた。

寝ぼけ眼で扉を開けると、そこにはシスルとおにーさんがなんか喋ってたらしい。

シスルがなんか言ってるけど無視無視。眠いもん。

僕は扉を閉めて、布団に潜って寝た。

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アマディア｢ん、んん･･･?｣

あれからどれくらい寝てたんだろ。もう外が明るくなってる。

寝てた部屋から出ても、誰もいなかったから外に出てみることにした。

アマディア｢うわ、ある意味すご。｣

目の前に広がるのは、欲に言うスラム街。と、小さい子供たち。

どこに行っても、どこの世界でもスラム街ってのは一緒なんだね。

子供1｢わぁ!アリババ兄ちゃんが連れてきた人だ!!｣

子供2｢お兄ちゃんのお名前は?あっちで一緒に遊ぼー!!｣

子供3｢変な服ー!!兄ちゃんどこから来たの?｣

わわ。いっせいに僕の方に来た。

アマディア｢もぉ!!いっせいに喋んないでよねー!わっけわかんないから!｣

僕がそう言うとちびっこ共は、『きゃー!怒ったー!』『鬼が来るぞー!!』とか喋りだすから、僕もムキになっちゃって鬼ごっこが始まった。

アマディア｢誰が鬼だ!!僕こんなに可愛いじゃん!!まて、ちびっこ共ー!!｣

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アマディア｢もぉむりぃ･･･、ちびっこ共元気よすぎでしょぉ･･････。｣

シスル｢あら、何してるんです?滑稽ですのでそのままでどうぞ。｣

アマディア｢げっ。｣

シスル｢人の顔見て言うものですか。これだからガキは･･･。｣

鬼ごっこで疲れ果てて地面に寝っ転がってるとクソ野郎のシスルが来た。

話を聞くと、おにーさんから大事な話があるらしい。

おにーさんは別として、シスルの話をちゃんと聞いてあげたことに感謝して欲しいよ。

ほんっと、嫌い。