第十八夜 ページ21
アマディアside
アマディア｢ここにおにーさんがいんの??｣
カシ｢あぁ。｣
アマディア｢じゃあ早く行こ!!登場の仕方はどうする?爆発させる?｣
シスル｢馬鹿ですかお前は。普通に壁を壊すだけですよ。｣
いや、それ全然普通じゃないけどとか思いながら、僕はシスルを白い目で見た。
ギロって睨まれたけどしーらない。
ガシャァァアン!!
アマディア｢!｣
カシ｢助けに来たぜ、相棒!｣
アリ｢カシム!!｣
壊した壁の先には、おにーさんと青い髪の男の子、さっきの赤髪の女の子がいた。
おにーさんは口を開けてびっくりしてる。
そりゃそうだよね、こんなにいっぱいの人で来るんだもの。
アリ｢カシム!!何しに来たんだよ!?こんなに部下ども連れて･･･。｣
カシ｢何じゃねぇだろ!俺たちは、お前がさらわれたっていうから助けに来たんだ!!しかも、とんでもねぇ奴だっていうから、部下ども引き連れてきたんだ!!｣
アマディア｢そーだよ、おにーさん。僕たち心配したんだからね!!｣
アリ｢!?何の話だよ!?しかも、アマディアまで･･･!?｣
おにーさんったら、僕が来るとは思ってなかったんだろうね。
そうだよね、普通はそうだもん。
カシ｢てめぇらは･･･。昨日の邪魔しに来たガキどもじゃねぇか!そうか･･･、てめぇら仲間だったんだな･･･?｣
カシムくんは青髪くんと赤髪ちゃんのことを睨みならがらそう言った。
ヤツって誰だろ･･･?
赤髪｢あなたが｢カシム｣さんですね。･･･そちらの方は知りませんが。アリババさんを連れに来たんですか?･･････アリババさん、ついていく気ですか?｣
アリ｢･･･!!｣
おにーさんったらビビっちゃって、かーわい。
そんな覚悟じゃこの先どうなるか分かんないよぉ??
ま、僕に知ったこっちゃないけど。
まぁ、でも。
アマディア｢たのしくなってきたぁ･･･。｣
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作者名：礼零 x他3人 | 作成日時：2019年1月14日 21時
