110話 ページ10
eml「えらい上手やなぁ！」
zm「綺麗やったで。」
gr「やればできるな！」
『ほんとですか！やったぁ！』
3人からぱちぱちと拍手を受けて、舞い上がりそうになるくらい嬉しかった。
休憩を挟みつつではあったが、相当な時間踊り続けた。
夜ご飯を知らせる鐘の音が聞こえて、漸くレッスンが終わった。
自分でも、この数時間で相当上達した気がする。
まだグルッペンさんと対等レベルまでではないだろうけど。
zm「飯いこーや。」
gr「そうやな。」
eml「Aさん、お腹すきましたか？」
『すごく。』
そう言ってしまってから気づいた。
これはゾムの食害の的になってしまったやつだ。
グルッペンさんには哀れみの表情を向けられ、エーミールさんはしくじったという顔をして、ゾムに見えないところで私にぺこぺこと頭を下げている。
op「それでは、私はそろそろ失礼させていただきますね。Aさん、何か質問がございましたら私に。」
オプロイテちゃんはそう言うと、私の手の甲にキスをして、大広間から姿を消した。
出て行く間際にありがとうと叫ぶと、振り返って一礼をしてくれた。
四人で食堂に行くと、やはり兵士たちの食堂には人が驚くほど少ししか居なかった。
だが、今いる兵士もみんな日焼けしていたり髪がセットされていたり、なんとなく休暇を楽しんでいる感じがする。
だが幹部の食堂は、いつも通りだった。
代わり映えのしない見た目の8人が談笑をしていた。
テーブルには、もう既に料理が乗っている。
グルッペンさんはいつものお誕生日席に座って、私はやっぱりゾムの隣に座ることになった。
隣は珍しくトントンさんだ。
動きの遅いエーミールさんが座った瞬間に、いただいます！という(主にシッマの)声と共に食事が始まった。
tn「今までダンスのレッスンしてたんやろ？どうやった？」
『オプロイテちゃんのお陰でちょっとできるようになりましたよ。』
トントンさんにパスタをフォークでまとめながら質問されたため、私も同じことをしながら答えた。
tn「はぇー。そうか、あいつおるんやったな。」
『いつもは居ないんですか？』
tn「いや、地元に帰らへんってこと。見た目通り、仕事に命かけてるから。」
『そう言うトントンさんだって、仕事熱心ですよ。」
tn「いや、俺はもう1000年以上も前に故郷出てきてるからな。今更帰るとかもないやろ。」
トントンさんはそう言って、すごく大きくなってしまっていたパスタの塊を一口で食べた。
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風太(プロフ) - ダリア太郎さん» わわわ待っていてくれてありがとうございます、、、作者多忙でしてひと段落着いたらまた更新するかと思われるので気長に待っていて貰えればと思います(´∩ω∩｀) (2020年6月22日 23時) (
レス) id: 1ce02552d8 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア太郎 - 更新しないんですか（ ｉ _ ｉ ） (2020年6月22日 22時) (レス) id: db84d391e7 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ぱんさん» どうぞ！！！（輸血パック） (2019年9月4日 7時) (レス) id: 68876f6c16 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん - 何してくれるんだ！鼻血がとまんねーよ！ (2019年7月24日 20時) (レス) id: afe6fa3e2d (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - あっぷるさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2019年4月7日 9時) (レス) id: 4133c0f6d0 (このIDを非表示/違反報告)
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