60話 ページ10
それからちらほらと幹部が揃い始めて、あとはトントンさんを残すのみとなった。
os「トントン遅いね。」
ht「そうだね。」
マンちゃんとひとらんらんさんの緩すぎる会話をぼんやりと聞いていると、ゾムがテーブルに突っ伏すようにして私を見ていることに気づいた。
『どうしたの？』
zm「ひまやねん。」
『私も。』
zm「ひぃまぁやぁねぇん！！！」
ゾムはさっきの落ち込みなど忘れてしまったかのように駄々をこねはじめた。
gr「なんやゾム、そんなに暇ならコネシマみたいにねればいいんじゃないか？」
グルッペンさんのその言葉に、全員がシッマに目を向ける。
寝ているシッマをショッピ君が優しくぽんぽん叩いていて、どことなく母性を感じる。
syp「見せもんじゃないっすよ。」
sha「なんでこいつらこんなラブラブなん？」
rbr「きゃははははは！」
ロボロが圧倒的高笑いを披露した瞬間、扉が開いてトントンさんが入ってきた。
さっき落とした資料には気づいただろうか。
tn「あーごめんな、先食べといてよかったのに。」
gr「いや、俺たちはトントンが居ないと食べることすらできないんだ。」
tn「過労死しそうやねんけど。」
言葉とは裏腹に、トントンさんは嬉しそうに笑いながらキッチンからたくさんの料理を運んできた。
いつのまにかシッマは起きていて、いただきますと言うが早いか料理に手をつけはじめた。
サラダを食べていると、ゾムに肩を叩かれる。
『どうしたの？』
zm「俺トマト無理やねん。」
『でも今私いっぱいトマト食べ、』
まだ言い終わらないうちに、ゾムは私のお皿に大量のトマトを乗せた。
マンちゃんとひとらんらんさんは私を憐れみの目で見ているし、エーミールさんはほっとしたように胸を撫で下ろしていて、誰も助けてはくれない。
zm「ん、A全然肉食べてないやんか。だから身長伸びないんやで。」
いやトマトをこんなに盛ったのは誰だよ、という台詞を飲み込み、ゾムに皿に乗せられた鶏肉の揚げ物を口に放り込む。
『もう2☆歳くらいだよ？もう伸びないよ。』
syp「ちょちょちょ、ちょっと待って！？俺より年上すか！？」
『そうみたい。』
ショッピ君は、ありえない、というような表情で同じく吃驚している表情のシッマを見た。
gr「あっはっはっは！！！！」
その2人の様子を見たグルッペンさんは、相変わらず大きな笑い声で笑った。
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Rionn(プロフ) - この小説すっごく面白いです！こんな面白い書類を作っていただきありがとうございます！ (2020年3月12日 11時) (
レス) id: 468eefd495 (このIDを非表示/違反報告)
Rionn(プロフ) - この小説すっごく面白いです！こんな面白い書類を作っていただきありがとうございます！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 468eefd495 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ネコミミ七つさん» どういたしましてです！私の貧弱な語彙で理解していただけてとてもうれしいです！小説是非読ませていただきますね！ (2019年2月11日 19時) (レス) id: 7df3c67554 (このIDを非表示/違反報告)
ネコミミ七つ - ありがとうございます。バッチリ理解できました。 あ、あと私ネコの大罪という名前で小説を書いてるんでよかったらみてくださ((殴 (2019年2月11日 19時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ネコミミ七つさん» ですが、この作品ではメンバーが死に至るという表現をする予定がありませんので、不老不死だという認識を持っていただければと思います。曖昧な設定で申し訳ないです、、。今後とも本作品をよろしくお願いいたします。 (2019年2月11日 19時) (レス) id: 7df3c67554 (このIDを非表示/違反報告)
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