96話 ページ46
gr「んむ？舞踏会の話か？」
rbr「舞踏会ぃ！？また出るんかお前ぇ！！！！」
少し離れた所にいたにも関わらず、ロボロは「舞踏会」という言葉に敏感だった。
もっきゅもっきゅとご飯を食べていたグルッペンさんも、ロボロの鬼の形相にびくっと肩を弾ませた。
gr「お、落ち着け。今回はAと参加するから。」
zm「Aとぉ！？」
ロボロに代わって大声をあげたゾムに、グルッペンさんはさらに責め立てられる。
トントンさんも吃驚したようで噎せ返っている。
zm「どどど、どういうつもりやねん！Aにそんな男に溢れかえっているところになんて行かせられへんわ！」
tn「ゾム、落ち着け。」
zm「お、落ち着いてられるわけないやろ！そもそも、あんなのナンパする為にあるもんやぞ！」
kn「んなわけあるか。」
トントンさんやシッマがゾムを宥めるが、彼は腑に落ちない顔をしている。
というか、ナンパとは何なんだろう。
聞いたことがない言葉だ。
『ゾム、ナンパってなに？』
zm「知らないならそれでええわ。」
『知りたい。』
zm「そういうところやで。」
多分、不老不死になった時のキスの話をしているんだろう。
確かに、あれは私の好奇心が招いた結果だから何も言えないが。
すると、大先生が席を立った。
みんなの視線が大先生に集まる中、彼は何も言わずに外に出て行こうとした。
ut「休憩入りまーす。誰かくる？」
kn「俺行くわ。」
大先生とシッマが出て行ったのを見届けたグルッペンさんは、後に続くように早足で外に出て行った。
また変なスキップをしていた。
sha「ほんと変なスキップやな。足引きずってるだけやん。」
eml「今度スキップの仕方が書いてある本でもプレゼントしたるわ。」
『スキップ、私もできないかもしれないです。』
zm「そんな難しくないで。」
ゾムが「立って」というジェスチャーをした。
席を立つと、ゾムがお手本のようにスキップをしてみせた。
だが、脚の動きが複雑で何が起こっているのかさっぱりわからない。
『もう少しゆっくりやってほしい。』
zm「えーそんなゆっくりできるものやないねんけど。」
見よう見まねでやってみても、ショッピ君の笑いが大きくなるばかりでなかなかうまくできない。
気分が上がった時にスキップを出来る人はどれだけ心に余裕があるんだろうか。
すると食堂のドアが開いて、グルッペンさんが入ってきた。
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Rionn(プロフ) - この小説すっごく面白いです！こんな面白い書類を作っていただきありがとうございます！ (2020年3月12日 11時) (
レス) id: 468eefd495 (このIDを非表示/違反報告)
Rionn(プロフ) - この小説すっごく面白いです！こんな面白い書類を作っていただきありがとうございます！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 468eefd495 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ネコミミ七つさん» どういたしましてです！私の貧弱な語彙で理解していただけてとてもうれしいです！小説是非読ませていただきますね！ (2019年2月11日 19時) (レス) id: 7df3c67554 (このIDを非表示/違反報告)
ネコミミ七つ - ありがとうございます。バッチリ理解できました。 あ、あと私ネコの大罪という名前で小説を書いてるんでよかったらみてくださ((殴 (2019年2月11日 19時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ネコミミ七つさん» ですが、この作品ではメンバーが死に至るという表現をする予定がありませんので、不老不死だという認識を持っていただければと思います。曖昧な設定で申し訳ないです、、。今後とも本作品をよろしくお願いいたします。 (2019年2月11日 19時) (レス) id: 7df3c67554 (このIDを非表示/違反報告)
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