制服ぱねぇ… ページ7
「…ぅえ？」
おはようございます。目が覚めたら知らないオシャレな部屋でした。どういう事なの。あ、そっかトリップか。なるほど理解理解(？)
…とりま、起きるかな。
「何畳あんのこの部屋…。」
ムクリと体を起こして周りを見れば寝っ転がってる時には感じられなかった部屋の広さを認識した。やばくね…？リビング並に広いよこの部屋…？うわこのソファめっちゃ座り心地いい…？？
そんなこんなで地味にこの部屋を楽しむ。まさに私の理想、みたいな部屋だったしね。さすが神様。私の寝相が悪いこともわかってるのか、ベッドもダブルだし…って失礼な！
なんて一人でブツブツしながら最後の砦、クローゼットをオープンする。おぉ、鏡付きか…って。
「かっこよすぎじゃない…？」
いやぁ、これは自分に惚れそう…とか馬鹿なこと考えてんじゃないよ自分。このままだと本物のナルシになりそうだから、クローゼットの中に意識を向けた。
「違うデザインが3着…。こっちは中学の制服でしょ？じゃあこっちの冬服と夏服が…！」
「夢ノ咲学院の制服！！」
思わず中学の制服を放り投げて夢ノ咲学院の制服(推定)を手にとってみたら、ピラリと紙が落ちた。んだこれ。とりあえず保証書とかだと困るから一旦制服を元に戻してその紙を見る。
＿天野 Aちゃんへ
やぁ、神だよ！
とりあえず、さっきしきれなかった説明させてもらうね！
今君が持っていた制服が夢ノ咲学院の制服だよ。汚しても勝手に消えるようにしたから、君が心配してたクリーニングに出さなくても大丈夫！
それで、ここからが本題なんだけど…。
手違いで、入学式前日にトリップさせちゃった☆
まぁその分許容できる範囲っていうか、身体能力の数値を3倍くらいにしといたから許してね！
ということでよろしく！
神より＿
「…は？マジ？」
一週間と一日ってどうやって間違えたんだよ…。週間書き忘れたとか？お前は入社一年目か！身体能力向上は嬉しいけども！！
まぁ、このままこの紙を握りしめてても時間がすぎるだけなのでにじ達と情報共有をしようとドアを開けた。
「「わっ！」」
「うわっ！……ってお前らかよ。驚いて損した…じゃなくって！ちょっとこれ見て！」
大変遺憾である、とでもいうような表情を無視してさっきの紙を押し付ける。
その数十秒後、二人の叫びが響いた。
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羅氷華(プロフ) - 幻夢。さん» コメントありがとうございます！期待に応えられるように、頑張りますね(^ ^) (2016年8月22日 19時) (
レス) id: 968e3ffeee (このIDを非表示/違反報告)
幻夢。(プロフ) - お話とてもすきです〜！！更新楽しみにしてます(´▽｀) (2016年8月22日 19時) (レス) id: ec63d4bf94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅氷華 | 作成日時：2016年8月20日 1時
