驚きの連続 ページ6
「絶対…なのか……」
私達は俯いた顔を見合わせる。その表情が全員同じで、少し笑ってから三人揃って叫んだ。
「「「さいっこう！！」」」
「……へ？」
神様が惚けた声を上げる。断られるとでも思っていたのだろうか。そんな事、神様に言われてる時点でないに決まっているのに。
「わたし達、そういうの一回やってみたいなって思ってたんです〜！」
「それに、もう一回生きれるなんて、良いじゃないですか！最高です！」
のっち達も同じ事を考えてたみたい。断るなんて選択肢にも入らず、どれだけ私達が喜んでいるかを神様に伝えていた。テンション高いから、きっと本心だろう。
まぁ、私もあんまり変わらないけど。
「神様ありがとー！！」
まるで近所の親しいおばちゃんとかに言う口調でお礼を叫ぶ。神様は終始ポカーンとしていたが、満更でもなさそうにこういった。
「よし！こっちの都合で行ってもらうから、出血大サービスで色々やっとくね！」
「とりあえず、最初のお金は300万くらい……いや！今日は大サービスで3億にしておこう！もちろん手取りで、入学金とかはこっちが出すよ。」
…まじか。
今度は私達が神様のようにポカーンとする番。
なに手取り3億って？？？やばくね？？？私達宝くじでも当てたの？？？？いや、それに加えてトリップでしょ？？それよりも低い確率当ててたね？？？
「家はぁ〜、シェアハウスで良い？良いよね。そうだなぁ、ここら辺に建ってるお屋敷チックにしちゃう？中はアンティーク調で…。」
どうしよっかな〜と心底楽しそうに私達がshareするhouseの構造を考えてる神様。外装は周りと馴染むような感じのアンティークがいいな、あとは暖炉が欲しい！(図々しい)
「お、いいじゃんそれ！じゃあ３人の意見を取り入れて…っと、これで家は決定！」
さらさらとデザイン案の描いた用紙に大きいハンコを押す。ってか君達もなんか願ってたのね。
「容姿とかは…今でもままでもいける気がするけど、念の為すっごく綺麗にしたり、可愛くしたりでいいよね？」
私達はそこでようやく顔を合わせて、神様に向き直ってから頷く。神様は満足そうに頷き返してくれた。
「君達が行く世界はお察しの通り！」
「時間帯的には3年生が入学する一週間前！」
「好き勝手にやっていいから、楽しんできてね！」
そこで私の記憶は終わっている
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羅氷華(プロフ) - 幻夢。さん» コメントありがとうございます！期待に応えられるように、頑張りますね(^ ^) (2016年8月22日 19時) (
レス) id: 968e3ffeee (このIDを非表示/違反報告)
幻夢。(プロフ) - お話とてもすきです〜！！更新楽しみにしてます(´▽｀) (2016年8月22日 19時) (レス) id: ec63d4bf94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅氷華 | 作成日時：2016年8月20日 1時
