キャラ崩壊 ページ15
「みみみみみみんな！聞いて！」
ドアを勢いよく開け、2人に話しかけた。あ、なんかこれ漫画みたいだね。
「うるさい」
「ドア壊れる〜」
「ｱｯ、ｽﾐﾏｾﾝ」
「「ならばよろしい」」
…変なところでハモるね(爽やかな笑顔)
「で、どした」
あ、忘れてた！いや、この感動を誰かに共有しなきゃ行けないって思ってから全力出してあの長い廊下を走ってきたのに何やってんだ私。
自分ディスりもそこそこにスマホを取り出して某会話ツールを開いて新しい友達の欄を見せる。あの後私のどこがお気に召したのかふるふるしてくれたんだよ！！！ほらほら！！！！
「じゃじゃーん！泉ちゃんと友達になりました！」
見てみてー！とスマホを押し付ければ、やめろと手でグイグイ押し返された。テンション高いって？そりゃあ推しの連絡先持ってればこうなるよ！！ってかよく泉ちゃんプライベートっぽい連絡先教えてくれたね！！いや他の人には絶対教えないけど、それでいいのか人気モデル！！！(休業中)
「え、ちょっと待て。…何があったん…？」
「正直私もまだ理解してない」
「まぁおめでとうおめでとう」
「ありがとありがと」
棒読みな感じの祝福を有難く頂き、買ってきた飲み物を渡していく。にじは生茶でー、のっちはアクエリでー、私がいろはす。
「まぁ、私達もレオと凛月と友達になったんですけどね。」
「え、」
お代を頂戴してから一口飲み、一息ついたところでにじが爆弾を落とした。え、なんでなんで、その二人がこの教室に来たってこと…？？
「なんか丁度Aとすれ違い？みたいな感じでさ、レオがこの教室に入ってきて。楽しかったよねぇ。」
「うんうん！」
え、なにその楽しさしかなさそうなイベント…。いや、その場にいなかったからこその泉ちゃんエンカウントだったんだろうけどさ、ぇえ…。正直Knights箱推し民だから…えぇ……。
「…泣いていいですか。」
「泣いて下さい」
「ウワァァァア！！」
「お疲れ様でした〜」
その後拗ねた私が泉ちゃんにメッセ送ろうとしたら充電が切れるとか、仕方ないから二人から話聞こうとしたら丁度鐘がなるとか色々あった。その悲惨さには二人も可哀想に思ったのか、放課後私の行きたいとこに付き合ってくれるとのこと。機嫌？まぁ治りますよね。
…どこ行こっかなぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羅氷華(プロフ) - 幻夢。さん» コメントありがとうございます！期待に応えられるように、頑張りますね(^ ^) (2016年8月22日 19時) (
レス) id: 968e3ffeee (このIDを非表示/違反報告)
幻夢。(プロフ) - お話とてもすきです〜！！更新楽しみにしてます(´▽｀) (2016年8月22日 19時) (レス) id: ec63d4bf94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羅氷華 | 作成日時：2016年8月20日 1時
