[RKRN]猫かぶり天女？のストレスデイ (ページ14)

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13話ページ14

菜月side

そろそろ夕食の時間だからと、先程の五年生の子達は帰って行った。

そう聞いて、もうそんな時間かと思う。

菜月「ここに来て、3日目になるなぁ....」

そんな当たり前のことをしみじみ思う。
今でもこれが夢ならと思っている。
が、そんな都合のいいことあるわけないと冷静な自分がいて嫌になる。

私も夕食を食べに行こうかと思ったが、今はちょうど五年生がご飯を食べている頃だろうし、何よりきっと他の学年の子達もいるのだろう。
そう思うと、お腹はすけども行く気にはなれずどうしようかと悩んでいた時

恋奈「いつまで掃除してるつもりなの？」

と、前からやってきた恋奈ちゃんに話しかけられる。

菜月「いや、もう少しやろうと思いまして」

ここの学園の人とあまり顔を合わせたくないなんて、正直なことを言えるはずもなく、誤魔化す

恋奈「...あっそ、じゃあ私は先に行くから、ずっとそこの掃除でもしてなさいよ」

そうして、捨て台詞をはいてどこかへ行ってしまった。

菜月(なんだあれ？嫌味言いきわざわざこっちに来たんか？いらねーよ！！)

こうしてイライラしてるうちに、結構時間が経っていたようで、五年生の人達が食堂に行く頃より日が傾いていた。

菜月「さ、そろそろ行きますかぁ...」

そこで私はやっと、食堂へと足を進めた。