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「神ちゃん、」
不安を全部消してやりたくて、優しく見つめる。
俺の、神ちゃんにしか見せない顔。
「目瞑って」
キスすると思ったのか、照れて、でもそっと目を伏せる。
ちょっと顎が上がってるのがかわいすぎて、キスしたいけど、ぐっと我慢する。
さっきこっそりポケットに忍ばせておいたものを取り出して、神ちゃんの首につけた。
「目ぇ、開けてええよ」
ゆっくりと開いた瞳に映るのは、チェーンの先につけた、指輪。
白い指で摘むと、目の前に持ってきて、じっと見つめる。
「今は、これな？で、認めてもらったら、一緒に指につけよ？」
俺の服の中からもお揃いのソレを出して、並べる。
「ありがと…大毅くん…大事にする！」
指輪をぎゅっと握りしめて立ち上がる。
「さ、そうと決まれば、早よ行こ！早く指につけたい！」
瓶を片手に、俺の手をとって歩き出そうとするその体を引き寄せて、包み込む。
おでことおでこがキスして、そこから伝わるぬくもり。
キスしたいなぁ、
そんなん思って、そっと目を開けて様子を伺うと、俺の体温を味わうかのように目を瞑って微笑んでる。
「指輪の返事、聞かして？」
「…出会った時からわかっとるやろ？」
神ちゃんが目を開けると、すぐに視線が絡み合って、甘い甘いキスを一度だけくれる。
名残り惜しそうに唇が離れた途端、ふっと唇に吐息がかかって…
「あいしてる」
「……っ！神ちゃーーーん」
神ちゃんの愛の言葉に茫然としてる隙に腕から逃げ出した神ちゃん。
俊足を発揮したかと思うと、立ち止まって振り返る。
「大毅は一生、俺だけ追っかけとったらええねん！」
そう叫んで、くっしゃくしゃの笑顔で笑った。
その向こうからは、飛行機雲が俺らを優しく見つめてた。
「Hello，Dear mine 」fin.
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7129(プロフ) - こっこさん» こちらこそ、こっこさんのおかげで描きたかった場面をお話にすることができました✨プロローグのところが描きたかったので、そう言ってもらえて幸せです！運命の2人を幸せにするためだけのお話。もうすぐ終わりなのですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです！！ (2022年7月14日 19時) (
レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
こっこ(プロフ) - いつも楽しく拝見してました！！わたしの願いを叶えていただきありがとうございます。御礼が遅くなり申し訳ありません💦最後まで楽しませていただきます❤️💚プロローグだけでもう多幸感でいっぱいでした(*´∀｀*) (2022年7月14日 19時) (レス) @page22 id: a4b13bf62f (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - にんさん» にんさーん！！！入りのこの写真の件が描きたくて長編ができたようなもんです！緑くんサイド、新しさはないかもですが、2人のここまでを楽しんでいただけたら嬉しいです❤️💚 (2022年7月7日 6時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
にん(プロフ) - こんばんは。入りで幸せが約束されてて最高なんですが😢赤くんがしっかりと緑ちゃんの手を握って、まっすぐ？紆余曲折？ここまで来たんだなぁ…ためいき。道程を知れる毎日、ありがとうございます🤗 (2022年7月6日 23時) (レス) id: 4b2b762418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7129
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=7129
作成日時：2022年7月5日 18時
