検索窓
今日:13 hit、昨日:8 hit、合計:60,869 hit

16 ページ19

「神ちゃん、いいと思う」

そっと手紙を閉じて笑うと、手紙を差し出した。

「神ちゃんの気持ち、伝わった。たぶんシゲオカくんには全部は伝わらないけど、せっかくこんなに長く繋がってるんやから、焦らんで行こ!もし、大学一緒なったら、関係進めるのは会ってからでもいいし。大学違っても、もう大学生よ?いくらでも会いに行けるって!」

のんちゃんの言葉に胸を撫で下ろす。
気が変わらないうちに、封筒に入れて封をした。

「住所、覚えとぉと⁉︎」
「そら、中二から続いとぉけんね。月2回!」
「は?マジで?やっぱ特別よ、それ!」
「うん。大毅くんは、特別な人」


優しい顔で頷いてくれるのんちゃんを見てると、素直な気持ちがスラスラと言葉になって出てくる。

「俺も、大毅くんの特別になりたい。ちょっとずつでいいから」
「そらもう特別よ?大丈夫。そこは自信持ち?」
「そ、かなぁ…」
「大丈夫。のんちゃんが保証する!」
「ありがと。のんちゃんがおってくれて、よかった」

そう言うと、褒められて伸びるタイプののんちゃんは、ニヤけて不細工な顔になった。

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (209 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
457人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

7129(プロフ) - こっこさん» こちらこそ、こっこさんのおかげで描きたかった場面をお話にすることができました✨プロローグのところが描きたかったので、そう言ってもらえて幸せです!運命の2人を幸せにするためだけのお話。もうすぐ終わりなのですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!! (2022年7月14日 19時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
こっこ(プロフ) - いつも楽しく拝見してました!!わたしの願いを叶えていただきありがとうございます。御礼が遅くなり申し訳ありません💦最後まで楽しませていただきます❤️💚プロローグだけでもう多幸感でいっぱいでした(*´∀`*) (2022年7月14日 19時) (レス) @page22 id: a4b13bf62f (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - にんさん» にんさーん!!!入りのこの写真の件が描きたくて長編ができたようなもんです!緑くんサイド、新しさはないかもですが、2人のここまでを楽しんでいただけたら嬉しいです❤️💚 (2022年7月7日 6時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
にん(プロフ) - こんばんは。入りで幸せが約束されてて最高なんですが😢赤くんがしっかりと緑ちゃんの手を握って、まっすぐ?紆余曲折?ここまで来たんだなぁ…ためいき。道程を知れる毎日、ありがとうございます🤗 (2022年7月6日 23時) (レス) id: 4b2b762418 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:7129 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=7129  
作成日時:2022年7月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。