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映画のワンシーンだったのに ページ36

敦side

敵を倒してAさんが乱歩さんを見る

乱歩さんがAさんの名前を呼ぼうと言いかけた瞬間に乱歩さんに飛びつく何か…

乱歩さんは勢いの強いそれによろけながらもしっかりと受け止めた

乱「え…A…!?」

そう、Aさんが乱歩さんに思いっきり抱きついた

『っ……』

Aさん凄く心配してたもんな…

うぅ…良かった…

僕は感動の再開、まるで映画のワンシーンのような場面をこの目で目撃できてこっちまで泣きそうになってくる

『ばか……!どうして…ですか…どうして…』

乱歩さんを抱きしめる力は強いのにどこか力なくて今にも崩れ落ちそうなAさんに合わせて乱歩さんが座る

乱「A…?」

乱「なに!?え!?柔らかい!Aってばかわいい!てか、めっちゃいい匂い!かわいい!やばい…なんか色々とやばい!」

いつも通りの乱歩さんに安心感を覚えてしまう

いつもはまたやってるとか思うけど…でも、こんな時までこうだとほっこりする

うんうん、ほんとに良かった…うぅ…涙出てきそう

『っ…ふざけないでください!』

Aさんの突然の大きな声に3人ともびっくりする、もちろん僕も

『どういうつもりですか!…貴方の目の前にあったものはなんですか…!』

乱「僕は絶対君が助けに来てそして地下の隠し通路のメッセージに気づいて来てくれるって信じてたんだ」

乱歩さんはさぞ当たり前かのようにAさんに言った

Aさんはとっても心配だったんだ…笑って流せないくらい凄く…

『もし、私が気づかなかったら…来なかったらとか…どうして思わないんですか!』

乱「僕が推理を外すなんてあるわけないだろ」

乱歩さんが少し不貞腐れたように言った

『そんなことを言ってるんじゃないんです、どうして分からないんです!』

乱「はぁ?結局僕の推理はあってたじゃないか、なんでそこまで怒ってるの?」

乱歩さんの煽る口調にAさんはキッと睨む

お互いヒートアップする言い合いに僕と谷崎さんはオロオロとする

乱「お前はいつもそうだ!否定してばっかりで認めようとしない!」

乱「なに?僕の作戦が悪いって言いたいの?」

『どうしてそういう話になるんですか!そんなこと言ってないです!』

さ、さっきまでのドラマ展開はどこに…!

止めないと……あぁ…太宰さん達早く来てください…!

乱「結局のところ僕のこと信用してないんだろ!」

Aさんはキッ睨んでそのまま右手を振り上げた

パンっと乾いた音が響いた

心配なんですよ→←乱歩さんっ……!



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ランポッポの眼鏡になりたい - いいお話でしたぁあぁ 完結しちゃうなんてぇぇぇええ(;ώ;) でも完結おめでとうございます(;ώ; (2023年1月15日 21時) (レス) @page49 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
ミミッキュ - 大好きですありがとうございます‼ (2023年1月7日 17時) (レス) @page50 id: 763a55f7bf (このIDを非表示/違反報告)
藍素(プロフ) - 完結おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2022年12月10日 22時) (レス) @page50 id: 81a29d8f69 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 完結おめでとうございます!! (2022年12月9日 18時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - もういつも更新をワクワクしながら待ってます!スゴイ楽しみすぎて!!更新頑張ってくださいね! (2022年11月18日 22時) (レス) @page27 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こみゅな | 作成日時:2022年11月9日 12時

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