善逸オチ ページ46
善「は？」
聞いた事のないくらいの低い声で言われる
『･･･』
それに対して何も言葉が出なかった
善「それ、何回目？」
『えっ？』
善「だから、『大丈夫』って言うの。いつもそればっかだろ」
怖い･･･善逸が怖い訳じゃない。離れていくんじゃないかって怖い
善「っ･･･ごめん、怖がらせる気はなかったんだ。」
善「あのね、えっと･･･俺が言いたいのは･･･もっと頼ってよ」
っ･･･「頼ってよ」いいの？
善「Aちゃんは強いししっかりしてるよ。でも、もう少し頼ってくれてもいいんだよ。Aちゃんも1人の女の子なんだから」
善「俺、弱いし、すぐ泣くし、ヘタレだけど、その、一応俺、年上だし1人の女の子を慰めることくらいできますから･･･その･･･」
あぁ･･･頼っていいんだ。誰も困ったりしないんだ。
そう考えた瞬間涙が溢れてきた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
善逸side
『〜〜その･･･』
その瞬間Aちゃんは俺に抱きついてきた。俺もそっと腕を回す
『うっ･･･私、私ね･･･』
ひとつずつ、ゆっくり俺に話してくれる。
家族のこと、感情のこと。
全て話してくれた。
俺の羽織はAちゃんの涙で濡れている。でも、Aちゃんのためなら何枚でも汚れていい。だから、これからも頼って。
Aちゃんは泣き疲れたのか俺の腕の中で寝た。
Aちゃんの音は安心の音に変わってた。
胡「あら、善逸くん。ここに居たんですか。」
『はい。』
胡「Aさん、いつも一人で抱え込んでたんですよ。なんか、少し妬けますね」
胡「Aさんのこと運んであげてください」
『わかりました！』
俺はAちゃんを姫抱きする。本当に可愛いな･･･
そのままベッドに運ぶ。
『おやすみ。Aちゃん』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アマリス(プロフ) - ええ…。許すなって…。私はこんな結末認めません！！それより、夢主がキャラ達を絶対許さない小説が好きです！私が書いた小説がありますので、読んでみませんか？ (2022年11月7日 16時) (
レス) @page19 id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置(プロフ) - ちんぽさん» おい名前，，ww (2021年1月31日 21時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
ちんぽ(プロフ) - ごめんなさい違うそうじゃない！ていうのは自分でも分かってるのですが、志保ちゃんがめちゃくちゃ可愛いです。。。身長体重の比率とかもリアルで女の子って感じがして推せます。。。。笑 (2020年11月24日 23時) (レス) id: b158fd0d8f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - ティナさん» 読んでいただきありがとうございます！ご指摘ありがとうございます。名前は訂正しときました！ (2020年11月23日 11時) (レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ティナ - まだ読み始めたばかりなのですが、とっても面白いです！私、悪女系好きなので…。あと、アオイちゃんはカタカナですよ。 (2020年11月23日 8時) (レス) id: ca0dd805ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こみゅな | 作成日時：2020年4月23日 22時
