3話 ページ4
あー…さっきの人達、かっこよかったなぁ…
なーんて思いながら私は教室で1人静かに本を読んでた。
すると、突然教室にさっきの人達が入ってきた。
カ「邪魔する。富和利A、どこだ?」
『え、あ、私です』
思わずピッと右手を上げてしまった。
すると、青い髪の人がズンズン近づいてきた。
そして視界が一転する。
目の前には青い髪の人の首筋。
そう。私はこの人に抱きしめられていたのだ。
『……え、や、あの?』
カ「俺はお前が好きだ。」
『はい…?』
突然告白してくる青い髪の人にみんなが固まっている。
すると、今度は黄色い髪の人が
十「カラ松兄さんだけズルイよー!お姫様は、カラ松兄さんのモノじゃないでしょー?」
『わっ、』
黄色い髪の人に腕を引っ張られて、一瞬でその人の胸の中へとダイブする。
十「兄さんがごめんね?僕のprincess…」
『や、あの、離してくだ、さい…』
十「離す理由がないでしょ?僕は君が好き、だから抱きしめてるの!いいよね?別に文句ないでしょー?」
『も、文句って言うか…みんな見てるし、、恥ずかしい…です』
お「こらこら、Aちゃんが困ってるでしょ?部屋に行ったら思いっきり抱きしめていいから、ここではよしな?」
十「はーい、じゃ、Myprincess、行こっか」
『え、や、あの、』
待って、この黄色い髪の人、私の手を握って……えぇっ…
歩くスピードが速くて追いつけないでいると、それを見た紫の髪の人が私を持ち上げた。
所謂お姫様抱っこって奴だろう。
一「大丈夫だ。落としはしないから。」
そう言う問題じゃないっ!
恥ずか死ぬ〜!!!
そんな私の想いも知らずに歩き続ける紫の髪の人の首筋に顔を埋めて赤くなった顔を隠したのだった。
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イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年11月15日 20時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまぢ。 | 作成日時:2018年6月2日 22時