SixTONESの太陽くん ver.5 (ページ24)

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☁️ ページ24

side 田中樹

樹「やっほ」

『来れないんじゃなかったの！？』

樹「退院予定日結局過ぎてるぞって言いに来た」

別にそんなことを言いに来たわけじゃないけどわざといじれば苦笑いをされてしまった

樹「順調なの？」

『体調は大丈夫。でもまだ生活に支障が出ちゃうから帰れないんだよね』

樹「…お願いだから死ぬなよ？」

『なに、怖い』

樹「センターいないと気狂う」

『そろそろ慣れてよ笑』

樹「ばか。早く帰ってこいって言ってんだよ。目は良くなったんだろ？」

休暇のおかげか前よりか目も見えるようになっていて綺麗な目が俺を写してる

『樹くん』

樹「ん？」

『退院したらさ、海行きたいなぁって』

樹「暑くなってきたもんな」

『水着入るかなぁ』

樹「入る気かよ笑」

『流石に冗談、笑』

でも足だけは浸かりたいかも。とくすくす笑ってる

『…』

樹「無理すんな」

『ごめんね』

ずっと座って話してたからなのか体調が悪そうになった日向を横にさせる

辛そうな顔をしながらも俺の話を聞こうとこっちを見てる

樹「ほら息上がってるから喋らず大人しくしな？」

常備された人工呼吸器を自らつけに行ったからだいぶ苦しいんだろう
横になって苦しんでる日向が少しでも良くなるように背中をさすった