小娘とSixTONESの日常 2 (ページ6)

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愛の重さページ6

side You

『っ、』

急ですが左腕がズタズタになりました

「本当はこんなことしたくないんだよ？早く一緒に帰ろう」

知らない人が持ってたカッターでたくさん切られ左腕が痛くてたまらない
事務所の近くだから大声で叫べばいいんだけど声は出なくて誰も呼べない

限界だ、もう泣く。子供のようにわんわん泣いちゃうからきっとこの男の人を更に怒らせることになる

掴まれた左腕にまたカッターでゆっくり線を入れられて恐怖と痛みで涙が溢れた

『うっ、うわぁぁぁあ』大号泣

我ながら情けない。
歌う時はかっこいい声出せてるのに泣く時は小さい子みたいな声、恥ずかしい

「小鳩ちゃん！！！」

見つけてくれたファンのカップルに助けられた
彼女さんは寄り添ってくれて彼氏さんは変な人を捕まえてくれて警察に連絡と事務所まで行って事情説明までしてくれ…

『なんでそんなできるの…』

「私達も警官なんです」

『あー、なるほど』

私は奇跡的に助かったわけだ

優吾「A！」

『！！』

どうしようか、また涙が溢れてきた

『SixTONESしか勝たん』

優吾「ん、はいはい」

『ゆごくん』

優吾「ここに居るよ」

『分かってる、おんぶ』

優吾「怪我したの手だろ笑」

『バレたか』