最年長は激かわ男子。 (ページ10)

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満月の夜ならページ10

side ジェシー

『満月の夜です』

ジェシー「ん？」

『お願いがあります』

ジェシー「お！なんですか〜？」

Aからのお願いなんて中々頼まれることないから何を頼まれるのかニヤニヤしながら横に座ると耳元に寄ってきたから耳を傾ける

『お、男同士でやるってどうすればいいのか教えてください』

は、はい？

俺思考停止しちゃったし、Aは顔真っ赤だし。
そもそも耳元で言わなくても2人っきりなんだから普通に話せばよかった。
近くに行けるのが嬉しくてこんなの想像してなかった

『…1ヶ月前とかになるけど樹にキス、されて、忘れられなくて、ちょ、やっぱなし！！恥ずかしくて死ぬ！』

ジェシー「ちょっとこっち向いてご覧よ」

『ん？んっ！！』

Aがアイスを食べていたのもあってバニラの味が口いっぱいに拡がった

ジェシー「甘っ」

『…みないで、もう！こっち見ないでって！』

ガードが硬いんだか緩いんだか。
力が弱いから押し付けられたクッションはすぐどかせたし横抱きにしてベッドに連れて行っても軽くてすぐ移動できた

『わっ！』

ジェシー「さ、どうしたい？」

ベッドに軽く投げてAの上に乗ればば女の子みたいな顔をして見上げてくるからちょっとイタズラで聞いてみる

『もういっかい、ちゅ、する…！！』

なんだろう、狡いよね。こういうの。