part2 ページ3
A「太輔、もしもだよ?もしも、私が死んじゃったらこの子達どーするつもり?」
太輔「ちゃんと俺が育てる。Aは死なないし。」
七星「ん...」
太輔「七星起きた?」
七星「ぱぁぱ...」
太輔「ん?どーした?」
七星「さみし.....」
と言ってポロポロと大粒の涙を流し始めた七星。
太輔「ごめん、A。ちょっと七星落ち着かせてくる。七斗のことお願いできる?」
A「うん。全然大丈夫。」
太輔「ありがと。ちょっと行ってくる。」
Aの病室を出て七星とのお話タイム。七星がちゃんと言ってくれるかわかんないけど大事な娘のことだから。
太輔「なーなせ。どうした?」
優しく。優しく問いかける。
七星「んぅ.....」
俺の肩に顔を埋める七星。次第に濡れていく俺の服。そんな大量の涙このちっちぇー体からどう出るんだよって疑問にも思う。
太輔「なーなーせ。言わないとパパだってわかんないよ。七星が思ってることいってみて?」
七星「なぁせひとりぼっち...や...ままもぱぱもなぁともなぁせとばいばいって.....」
変な夢でも見たなこれ。七星はとにかくひとりぼっちになりたくないんだ。
太輔「だいじょーぶ。だぁれも七星のことひとりぼっちになんかしない。」
七星「うん...」
そう頷いて俺にしがみつく力がちょっと強くなった。
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作者名:優愛 | 作成日時:2018年2月16日 22時