あかねいろ。24 ページ25
敵襲撃の結果、重傷を負った2人の先生以外はほぼ無傷(生徒1名は論外)。
プロの世界を肌で体感した人もいれば、自分の力が誰かを悲しませることを学んだ人もいる。
これを経て、ヒーロー科の皆はまた一歩前進した。
サポート科に帰ってしまう私にはあまり関係ないことになってしまうけど...少しでも彼らの役に立てたらいいな。
そう思っていたら、その次の次の日。
「...藤野いるか」
『はいいま...相澤先生！？』
包帯ぐるぐる巻きの相澤先生が来てですね。
「お前、次の体育祭で優秀な成績出したらヒーロー科転入な。よろしく」
そう一方的に言って、私が何か言う間もなく相澤先生はA組に行ってしまった。
なぜこんな訳の分からないことになったのか。
時は少し前に遡る。
あの後響香ちゃんに再びお説教され、事情を知った担任にもクラスメイトにも心配と捨て身の攻撃に対するお説教を頂いた。
「痛覚あるのにあんな無茶しちゃダメだろ」と怒られた。主に焦凍とか切島さんとかに。
爆豪さんには「てめぇ馬鹿なんじゃねえのか」って言われました。
内容が内容だけに言い返せない...
一報を受けて駆けつけた兄に至っては、
「Aお前また無茶しやがったな！死なないからって何でもやっていいわけじゃないんだぞ俺の寿命縮めたいの！？」
『平気だよほら生きてる』
「生きてんのは分かるわ！馬鹿にしてるのかなぁ！？」
『...心配かけたのは謝る。ごめんなさい。でも兄さんうるさい』
「「「...兄さん！？」」」
あのライトニングと私が血縁だと知って、A組の皆がめちゃくちゃ驚いてたことなんて知らない。
顔似てないもんね...目の色も違うし。
兄さんは黒髪に赤い目の高身長。あとは焦凍に言った通り。
うん、何処も彼処も似てないね。
皆、なんかごめん...
そんなこんなで過ぎた、敵襲来の1日。
そしてそれによる臨時休校が明け、体育祭が迫っていることを知った。
って言っても、私たちサポート科はサポートアイテムの売り込み場所としてしか見てないし、ヒーロー科がメインなんだろうけどね...
って思ってたらこうなった。
助けてくれ。
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しろくろ(プロフ) - 雛菊さん» あうう温かいコメントありがとうございます(´；ω；`)更新頑張ります…！！！ (2018年1月23日 14時) (
レス) id: 7151ac0448 (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - とても読みやすくて、素敵な内容だと思います！これからの展開に期待大！です！更新楽しみに待ってます。 (2018年1月23日 14時) (レス) id: bce29b35fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろくろ | 作成日時：2018年1月23日 14時
