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┈┈┈┈┈蘭side┈┈┈┈┈
Aがやけにソワソワしてたから理由を聞けば
竜胆とデートするの。顔を赤くして教えてくれた
その姿がなんだか可愛くて思わず笑ったら怒られた
いつもと違うタイプの服
いつもは面倒だからって言うくせに
今日は珍しく髪まで巻いて可愛くしちゃってさ
そのままでも充分可愛いのに
竜胆のため、ねぇ…
なんかムカつく。
A｢じゃあ行ってくるね！蘭！｣
蘭｢おー、楽しんでこいよ｣
2人を玄関先まで見送って
リビングに戻れば視界に入った1枚の写真
蘭｢大将、、、
あんたの妹、また笑うようになったよ
すげぇ幸せそうな顔してさ｣
静まった部屋に1人
出会った頃と雰囲気が変わったAを思い、懐かしさに浸ってた
" 竜胆大好きっっ！！ "
蘭｢俺が竜胆より先に見つけてたらオマエは……｣
俺を好きになってたか？
蘭｢はは…なんだよそれ…｣
弟に嫉妬するとか、、
女には一度も困ったことはない。
たとえそれが身体だけの関係でも
俺は欲を満たせれば良かったし
相手もそれを望んでた
蘭が何を考えてるのか分からない。
今まで抱いた女は口を揃えてそう言った。
" 蘭は何も言わないだけ。
大丈夫、ちゃんとわかってるよ。"
そう言ったのはAだけだった。
幸せにしてやりたい。
そう思ったのは竜胆だけじゃねぇよ。
俺だってAには幸せになって欲しい
Aと出会って俺も少し変わったと思う。
ガキの頃は
流れ星に伝える願い事も
短冊に綴る願い事も
今まで何一つなかった。
竜胆がいれば他に何も要らなかったから。
そんな俺の初めての願いは
きっと、Aと出会ったあの日から決まってた
あいつが笑って過ごせるように、
ただそれだけを願った。
あいつは、Aは特別なんだよ。
でもそれはずっと
" 大将の妹 " だからって思ってたわけ。
俺にとってあいつが
" 大将の妹 " って思うように
あいつにとって俺も
" 竜胆の兄貴 " ただそれだけかもしんねぇ。
そう思ってた。
でも違った、、あいつにとって俺は
" 蘭はどこか、ニィと似てる "
" 挫けそうな時、
私が私でなくなりそうな時、私を叱って、蘭。
兄貴のように……"
蘭｢兄貴……ね。｣
俺はあいつの事を
" 兄貴 " として愛してやれるんだろうか。
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
