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家に帰るとそのままお風呂場へ連れてかれた
殴りすぎたからか
殴った拍子にどこかに当たって切れたのか
少し腫れた手を水で洗い流される
血のついた服を脱がされてそのままゴミ箱へ捨てられた
A｢お気に入りだったのに…｣
まぁでも、真っ白なパーカーが
あんなに赤く染まってちゃ救いようないし
着たくても着れないだろうし良いんだろうけど…
捨てるのに迷いもなかったよね、今…
蘭｢急に暴れたのは誰だっけ？髪にも着いてんじゃん…
風呂沸かしてやっから後で入れ｣
返す言葉もない私はシュン…と落ち込む
蘭｢着替えたら俺んとこ。｣
言われた通りにリビングに行くと
蘭｢ここ座って｣
指差すのは蘭の足の間
言われた通りに座ってそのまま手当を受けた。
やばい、蘭めっちゃ怒ってる
怖いよ助けて竜胆……
A｢蘭さん、
出来るだけ…出来るだけでいいので優しくお願いします。｣
水でもあんなに痛かったのに
消毒液なんて傷口に塩を揉み込むのと同じだ。
蘭｢ん、手ぇ出して｣
プシュっと消毒液をかけた瞬間激痛が走った。
A｢痛っ！！痛い痛い痛い！！！！｣
蘭｢我慢しろって｣
あまりの痛さに手を引っ込めようとするも
｢逃げんな｣とガッチリ捕まった。
蘭｢化膿したら大変だろ。
ん、出来た。｣
A｢大袈裟…｣
手に巻かれた包帯を見つめて呟けば
ズシッと背中に重みがかかり
覆うように抱きしめられた私は
蘭の大きな体にすっぽりと収まった。
A｢蘭？｣
蘭｢無茶しやがって｣
そう言って
怪我をした方の手を優しく撫でる
蘭｢俺じゃ頼りねぇ？｣
A｢え……｣
蘭｢オマエがあそこまでする必要はなかったろ｣
確かに、鶴蝶と蘭に任せておけば心配はない…
でも、私はもう誰も傷つけたくない…
あんな姿、もう見たくないから…
A｢ごめんね｣
｢謝んなよ｣と背中越しに聞こえた彼の声は
いつもより少し、寂しそうに聞こえた
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
