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｢A！？ 良かっ……た…
オマエ……全然起きねぇから……｣
そこにいたのは
夢の中でずっと私を呼んでいた声
A「は、る………」
春千夜から聞いた、あの日起きたこと全て
何も知らなかったのは、私だけだった
A｢分かってた。万次郎のせいじゃないって…
だけど誰かのせいにしないと
私は、鶴蝶を恨んでしまいそうだった…
誰のせいでもない、分かってるよそんなの。
兄貴をあんな姿にしたのは、、私なのに…｣
万次郎｢違う…あいつは｣
A｢私のせいで、皆が不幸になる、
兄貴を守れなかったのも私があの時、1人にしたから…
蘭も竜胆も、危険な目に合わせて…
大丈夫だって、その言葉に甘えてた。
だから全てを捨ててでも2人を守りたかった…｣
万次郎｢A…｣
" オマエがまだ建物の中にいるってわかった時
周りが止める声も無視して
一番に動いたのが、マイキーだった。
血相変えて飛び出したって……"
A｢ねぇ、なんで私を殺してくれなかったの…
なんで私を助けたの、｣
私はもう誰も傷つけたくない
救って欲しいなんて思っちゃいけない
そのせいで誰かが犠牲になるなら尚更
万次郎｢死なせねぇよ、オマエだけは
殺させねぇ、俺が死んでも守ってやる｣
なんで……
あんたも私の事が憎くて仕方ないでしょ…
万次郎｢イザナがずっと守ってきたんだ
だから俺はオマエを1人になんてさせねぇ
死にてぇなんて思うな
俺が、ずっと一緒にいてオマエを守るから｣
いつもそうだ
私を守ってくれると、一緒にいると約束を交わしても
誰も私を最後まで愛してはくれない
信じて、裏切られるのが怖い？
そうだよ、私はもう期待するのが嫌なんだ
" A、幸せになれ "
なれない…
私は幸せになっていいわけない、
こんな汚れた手で誰にも触れられない
万次郎｢A、生きて｣
それは、壊れてしまった感情をも救う言葉
万次郎「俺の傍にいて」
私はずっと、欲しかったんだ
誰かに必要とされて
生きていてもいいって、思える理由を
そんな私を抱きしめて
大丈夫だと、あなたは言う
" A、大丈夫だから
俺がいるから もう泣くな "
万次郎の腕の中は、ニィと同じ感じがした
恐怖も、不安も、全て無くしてくれる
私が一番、落ち着く場所
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
