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蘭「遊園地？」
竜胆「そー、今度Aと行くの。
まだ誘えてねぇけど...」
蘭「えー、俺もAと行きたい」
玲桜「蘭ちゃん私と行こうよ！」
蘭「なんで俺がオマエと行かなきゃなんねーの」
玲桜「なんで私はダメなの？」
蘭「Aは特別」
Aに内緒で用意してたペアリング
あの日渡そうと思ってたのに
タイミング逃してずっと持ったまま
最近1人で出歩く事増えたし
声をかけても今日みたいに避けられる。
そうさせてんのも俺のせいだって分かってる
だからちゃんと話がしたい
扉の向こうで啜り泣く声が聞こえたのに
拒絶されたらって思うと、怖くて開けられなかった
竜胆「早く帰ってこねぇかなー」
なぁA、
俺の事好きって、可愛い声で聞かせてよ
目が覚めたのは、薄暗い倉庫の中
ステンレスの屋根を強く打ち付ける雨の音
「遅いお目覚めだな」
最後に聞いた声、
奴はフードを取ると不気味に笑う
「黒川イザナの妹がこんなにも簡単にやられるとはな」
見覚えのない顔、誰だ？
「まぁそんな怯えんな。殺しはしねぇよ
オマエが素直に言う事を聞けば、な？」
ここから逃げられたとしてもきっとすぐに捕まる。
この人数を1人でやるには流石に分が悪い
「オマエには俺らの組織のトップに立ってもらう」
A「組織……？」
「黒川イザナが目指した世界を創る。
俺らはそのために集められ、作られた組織だ」
組織の名前は
「梵天」
そう言った
A「てめぇらについてくなら死んだ方がマシだ」
例えそれがニィが目指した世界だとしても
こんなクソみたいな奴らに従うほど落ちぶれてはない
「じゃあこいつらも、どうなってもいい。
オマエの返答次第じゃそうなるがいいか？」
目の前に落ちた一枚の写真
「俺がオマエの弱点を知らないとでも思ったか？」
見せつけるように、
ビリビリに破かれた写真が宙を舞う
A「2人は関係ないだろ！！」
「関係あるかどうかは俺が決める。
オマエはこいつらを" 生かす " か" 殺す " か
選べばいいだけだ。簡単だろ？」
A「ふざけんな」
「選べ、黒川A」
向けられた銃口が私を捉えた
セーフティは外れてる、こいつは本気だ
私は誰も傷つけたくなくて
ただ普通に生きたいだけなのに……
それが、出来ない
" オマエはどうしたい？ "
私は……
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
