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千冬「あんまそっち行くなよ、
着替え持ってきてねぇんだから」
A「へーきへーき」
靴を脱いで裸足で砂浜を駆ける。
ペケを繋いでいたリードを離すと
バシャバシャと水しぶきを立てて一緒になってはしゃいだ。
A「ペケっ！おいで！」
腕を広げて名前を呼べば嬉しそうに駆け寄って
勢いよく飛びついてきた拍子にバランスを崩して尻もちをつく。
｢ミッ｣
やってやったと言わんばかりの表情。
飼い主に似てくるもんだな…
千冬「何やってんだよ、ほら」
階段に腰掛けて静かに海を眺めてた。
言葉はなくても、落ち着くのは
互いが心を許してる証拠。
新しいチームを作ったと自慢げに話す千冬
武道が総長になったらしい
チーム名を聞けば
千冬「サウザンドウィンターズ」
A｢……｣
千冬｢……｣
A｢なにそれ｣
千冬｢だからチーム名だって言ってんじゃん｣
ダサいだの、ダサくないだの
こんなしょうもない言い合いも千冬とだから出来るのかな。
A「手当ぐらいしてあげる。
思う存分暴れてきなよ、松野千冬。」
千冬「おう」
一緒に夕日を見た。
この景色は一生忘れないと思う
A「ありがと、千冬」
小さく呟いた
千冬が幼馴染で良かったと、思えた日。
家に帰った後、
千冬から貰ったぬいぐるみを抱きしめて
携帯を見つめては深くため息をついた
昨日から残ってる心のモヤモヤが消えてくれない。
A「会いたいって思ってるのも私だけなのかな…」
天井を見つめて暫く考えた
思い立ったら即行動の私は考える間もなく
家を飛び出して青宗君の家へ走った
チャイムを押すと暫くして開いた扉からは
この前、店の前にいた女の人。
ほんのり赤く染まった頬に乱れた服、
微かにお酒の匂いがした。
「せいしゅー、かわい子ちゃんが来たぁ」
青宗「凛さん飲みすぎだって、
勝手に出んなよ危ないか、、、、」
目が合った瞬間、彼は目を見開いて
小さく私の名前を呼んだ
なんでここにいるのって顔、
A「大っ嫌い……」
腹の底から沸き立つ怒りを
抑えて抑えて、出た言葉。
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雪(プロフ) - 睦月さん» 睦月さん！初めまして！そう言って頂けて嬉しいです☺︎ありがとうございます！！ (2022年7月1日 8時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - 初めまして！小説拝見させて頂きました。続きがとても気になります！更新楽しみにしてますね！ (2022年6月24日 15時) (レス) id: 3944e3eebe (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - るにゃネコさん» 千冬がどう思うか…ですね！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - インコさん» やったーー！！そう言って頂けるととても励みになります！ありがとうございます！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ネコさん» 自分には心を許してくれてるって嬉しくなりますよね(*´˘`*)♥ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年1月28日 23時
