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久しぶりに聞いた
彼の声に涙が出そうになる。
A｢千冬、先行ってて。｣
千冬｢え？うん、わかった…｣
すれ違い様に
遅れんなよ、と念を押された。
青宗｢オマエなんで電話出ねぇの、
どんだけ心配したと｣
会いたいって思っても
私は、彼に会う資格がないんじゃないのかって…思っちゃうの。
青宗君の隣に並んでいいのは、
きっと私じゃない…
青宗｢A、｣
A｢連絡しなかったのは…ごめん…
心配かけたくなくて…｣
青宗｢もう勝手にいなくなんなよ｣
そう言って優しく私を抱き寄せる。
見えたのは、さっきの女の人がこちらを見て涙を流す姿。
その瞬間、彼を突き放し、走って逃げた。
青宗｢待てって！A！！｣
行き着いた場所で掴まれた。
ここはよく青宗君と来ていた公園
夜は街灯だけで照らされる暗闇でも
落ち着くね、そう言った。
きっとそれは彼が一緒だったから
A｢なんで、追いかけてくるの…｣
青宗｢オマエが逃げるからだろ。
まだちゃんと話してない。｣
A｢話すことなんてない｣
どうして大切なものばかり
私の手の中から消えていくの…
私を置いて、離れてく…
いつも私の心を見透かす彼は
いまの私の感情なんて分かりもしないだろう
グチャグチャになった心は
自分でも抑えが聞かず、思ってもないことを口走る。
A｢青宗君なんか、嫌い…大っ嫌い！！｣
青宗｢俺は好きだよ｣
A｢嘘つき…｣
青宗｢嘘じゃねーよ、
俺はAが好きだって…
何回言えばオマエに……伝わんの｣
か細く聞こえた彼の声…
現実は私にとってあまりにも残酷で
目に見えたものは
事実に変わり私の心を突き刺した。
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雪(プロフ) - 睦月さん» 睦月さん！初めまして！そう言って頂けて嬉しいです☺︎ありがとうございます！！ (2022年7月1日 8時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - 初めまして！小説拝見させて頂きました。続きがとても気になります！更新楽しみにしてますね！ (2022年6月24日 15時) (レス) id: 3944e3eebe (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - るにゃネコさん» 千冬がどう思うか…ですね！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - インコさん» やったーー！！そう言って頂けるととても励みになります！ありがとうございます！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ネコさん» 自分には心を許してくれてるって嬉しくなりますよね(*´˘`*)♥ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年1月28日 23時
