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A｢おはよ、千冬｣
千冬｢ん、おはよ。｣
じゃあ行くか、
と立ち上がった千冬が
1歩前じゃなくて隣を並んで歩いた。
A｢背ぇ伸びた？｣
千冬｢……2センチ｣
ふっと笑った私を見て
何笑ってんだよってキレた。
なんだか、
いつもの日常が戻った気がする…
千冬｢A？どうした？立ち止まって｣
A｢千冬、こっちから行こ｣
千冬｢はぁ？何言ってんだよオマエ
そっち遠回りじゃん｣
私がその道から行きたくないワケ…
通学路の途中には、そっちの道には、青宗君がいるバイク屋がある
この時間はいつも外で作業をしてるのも知ってる
そしていつも ｢いってらっしゃい｣って優しく微笑む。
そんな彼の姿を思い出しては胸が苦しくなる
千冬｢あれ、イヌピー君じゃん、
隣にいるの彼女かな、｣
A｢え……｣
その声に目を向ければ
店の外で抱き合う2人がいた。
彼の腕にひっついて甘く誘う彼女…
美男美女でお似合い。
誰もがそう思うほど…綺麗な人だった。
逃げたいのに、何故か目を逸らせず…
ただ立ち尽くす事しか出来なかった。
彼の首に腕をまわしてキスをする光景も
今の私には不思議と何も感じなかった…
悲しいとか苦しいとか、そんな感情なんて出てこなくて
ただ、困惑して
真っ白になる頭の中で必死に彼の名前を呼んだ
千冬｢A？どうした？｣
A｢なんでもない｣
大丈夫、大丈夫、
こんなのどうって事ない…
そうだよ、
彼が私を好きでいてくれる有効期限なんてとっくに切れてたんだ。
だから、今更好きだって気づいても遅いのに。
A｢千冬、行こ。｣
千冬の手を握って
なるべく彼の方を見ないように
彼に気づかれないように
別の道から行こうと歩き出した。
でも無駄だった、
反対の手が後ろに引っ張られて
青宗｢A！！｣
彼に引き止められた。
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雪(プロフ) - 睦月さん» 睦月さん！初めまして！そう言って頂けて嬉しいです☺︎ありがとうございます！！ (2022年7月1日 8時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - 初めまして！小説拝見させて頂きました。続きがとても気になります！更新楽しみにしてますね！ (2022年6月24日 15時) (レス) id: 3944e3eebe (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - るにゃネコさん» 千冬がどう思うか…ですね！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - インコさん» やったーー！！そう言って頂けるととても励みになります！ありがとうございます！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ネコさん» 自分には心を許してくれてるって嬉しくなりますよね(*´˘`*)♥ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年1月28日 23時
