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A｢もうなんかいいや、
お風呂入ってから行くから先に行ってて｣
トボトボと家に帰り、支度をして家を出ると
階段の踊り場に千冬が座ってた
千冬｢おっせぇよ｣
A｢先に行ってって…｣
千冬｢俺がオマエ置いて行くとでも？｣
A｢思ってないでーす。
待っててくれてるって思ってたよ｣
千冬｢思ってても支度は遅せぇのな｣
私の前を歩く千冬の背中を追って通学路を歩く
A｢彼女いるなら
もう一緒に登校しない方がいいかもね｣
千冬｢ん？なんで？｣
紙パックのミルクティーを飲みながら
振り向く君は今日もかっこいい…
皆さん、見てください。
私の幼馴染です。
昔っから、ストローを噛む癖は相変わらずだな
てか、え？嘘でしょ。
いやでもこの顔は何とも思ってないな…
A｢ほら、良くは思わないんじゃない？｣
千冬｢Aの事は理解してくれてるよ。
それで離れて欲しいって言われたら
俺はオマエを取るかも｣
A｢なんで｣
千冬｢オマエの方が大切だからじゃん？｣
サイテー。
と吐き捨てるように言っても
心のどこかで嬉しいと感じてしまう。
千冬にとって私は特別な存在でいられてるって。
でも、
A｢そんなの分かんないよ…
15年以上何も変わらなかっただけで
これから少しずつ変わっていくよ
千冬も、私も…｣
きっとお互いが別の道を歩いて進んでく
幼馴染。
その関係が私達を縛り付けて離さないだけで
その縛りが無くなれば
きっと私達は何も無かったように他人のフリが出来る。
千冬｢寂しい事言うなよ…｣
そう小さく呟いた声は
風に溶けて消えていった。
｢はい、遅刻。｣
A｢違うんです先生、
こればっかりは本当に私のせいじゃないんです。
ウチのバカが寝坊かましました。｣
千冬｢あっ！オマエ俺を売るんじゃねぇよ！
てめぇも同罪だろ！？｣
いつもと変わらない日常。
私の隣には君がいて
君の隣には私がいた
でもこれからは君の隣に並ぶのは私じゃないの
当たり前のように感じてた日常の中、変わった事は
つい先日…
君に、彼女が出来た事。
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雪(プロフ) - 睦月さん» 睦月さん！初めまして！そう言って頂けて嬉しいです☺︎ありがとうございます！！ (2022年7月1日 8時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - 初めまして！小説拝見させて頂きました。続きがとても気になります！更新楽しみにしてますね！ (2022年6月24日 15時) (レス) id: 3944e3eebe (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - るにゃネコさん» 千冬がどう思うか…ですね！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - インコさん» やったーー！！そう言って頂けるととても励みになります！ありがとうございます！！ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ネコさん» 自分には心を許してくれてるって嬉しくなりますよね(*´˘`*)♥ (2022年4月30日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年1月28日 23時
