転生令嬢は走る ２ ページ3
Aside
hp｢ま、ボスも倒し終わったし、私は帰るわ｣
『いや、私もこんな所居たくないから』
ひめが作った灯りがあると言っても薄気味悪いのは変わらないので早めに出たい。
hp｢じゃ｣
それだけ言ってひめは倉庫から出てしまった。
『だから、私も出るって言ってるじゃん……』
私も出ようと倉庫の扉を開いた。
ｶﾞﾁｬ
……あれ？
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
『開かないんですｹﾄﾞ？？』
え、え？？開かないぃ！！！
ひめ戻ってきて！？
でもひめは私が居なくなっても気にしなさそうだな。
『……もしかしなくとも詰んだ？』
うん、うん。
『あっはははwww……やっば』
残念ながらこの世界にはスマホなんて無いし。
暗い倉庫……
光魔法で倉庫明るくしよ。
『……"ルクス倉庫全体を明るくして"』
−はぁ〜い−
実は私に詠唱など必要無いのだ。
自分のしたい事を言うだけで精霊は応えてくれる。
この異質な体質はパパしか知らない。
パパいわく、詠唱をせずに魔法を使えることがバレたら、神殿や宮殿で色々な取り調べをされるらしい。
というわけで、人前ではやたら長ったらしい詠唱を唱えているのだ。
ちなみに、精霊の声も聞こえる。
あ、というか魔法でこの倉庫壊せば良いのでは？
『気づくの遅すぎだろ……"ジン、小さい竜巻で倉庫に穴を作って"』
−嫌だ−
……子供かよ。
私より200は歳上なのに。
仕方ない。
『"ジン、小さい竜巻で倉庫に穴を開けなさい。命令よ"』
−もちろん！！−
倉庫に変化は一切無い。
『ジン、そんなに反抗期なの？』
−ちがう！俺はちゃんとやったって！−
−建築物を壊す魔法は全て無効化されてるようだ−
『なるほどね……エント、教えてくれてありがとう』
−我が主の為なら−
『やめて、私は誰の主にもなるつもりないから』
−しかし……いや、何でもない−
うーむ。
無効化ねぇ……
それの無効化を上回る魔法だったら壊せるんじゃない？
『やってみるかぁ』
この倉庫素材は木材だから……
『"エント！この倉庫全力でぶっ壊して！"』
−承知した−
床から木の枝が生えはじめて、枝は倉庫の壁を粉々に破壊した。
『……全力やばァ』
−む？小手調べにとちょっとしか力を入れてないんだが−
恐ァァァ。
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ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - 好きです、、！ オチntj組さんでもいいな...なんて思ったりしてます。更新無理ない程度に頑張ってください！ (1月4日 10時) (
レス) @page19 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
とっぽぎ - とても好きです（死）とくに主人公ちゃんとヒロインちゃんのコントみたいな掛け合いが好きです！仲良くなって欲しい…無理せずファイトですよ！…オチ、日/常/組の方々でも良いなぁ…と思う今日この頃… (2023年3月22日 9時) (レス) @page9 id: 9d8ef94145 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしてしまいました！htrnがメンヘラちっくで好きです(どうでも良い)更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月23日 23時) (レス) @page6 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ポキ男 - あ〜いいんじゃぁ〜すっっっごい好みなんじゃぁ！二さん！続き待ってます！頑張ってください！ (2023年2月19日 0時) (レス) @page5 id: 9d80ea5bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二 | 作成日時：2023年2月7日 20時
