愛なんて、恋なんて (ページ1)

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プロローグページ1

貴方「井吹…？」

友達が、ウキウキしながら聞いてきた

遊矢「知らないのかよ！？井吹宗正、隣のクラスの！！」

彼はつい最近よくつるむようになった酒井遊矢

遊矢「ルックス良し、運動も出来るハイスペック男子！！羨ましい！！！俺もモテたい！！」

貴方「ふーんじゃアンタもモテたいなら運動始めればいいじゃん」

貴方「で、どうしたのその、なんだっけ……？」

聞いたことの無い名前にピクリとも動かない、ていうかほとんど興味はない

遊矢「反応薄いな～井吹宗正だって～お前、男とか興味なさそうだけどな」

そういい彼はケラケラと笑っていた

貴方「別に恋愛とか今してる場合じゃないと思うけど」

中学1年、もうそろそろ2年生に進級だが、恋愛なんてたるものまだ早すぎると私は思っている。

遊矢「もうちょっと恋愛に興味持とうぜ！！」

お前なら出来る！と言い私の肩を掴んだ

貴方「……」

いや、そんなに期待されても恋愛なんて私には無縁なんですけど……