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あれから部活が終わって、私は寮へ帰って部屋にいた

トントン、と誰かにノックされる

祥吾かな、と思って開けてみると、そこに立っていたのは八重樫だった


貴「うわっ…あれ?お前同じ寮だったのか」

司「そうっすよ!A先輩、食堂で食べないから知らないのも無理ないっすけど」

貴「お、おう…そうだな」


…何で知ってるんだ

まあいいや、何か用があるんだろう

八重樫に何の用だと聞こうと向き直ったら、突然口を押さえられた


貴「ん゛、ゔ⁈」

司「先輩、しーっ」

貴「ふ、ゔぅ」


口を押さえつけられ、無理やり中へ押しやられる

パタンと扉を閉められて鍵までかけられた

そのままベッドへ押し倒される


貴「っ、ぷはっ」

司「はは、先輩カワイー」

貴「お、おい何やって」

司「あー、先輩って意外と力ないんだ?そういうところも可愛いです」

貴「離せ‼」


勢いよく足を振り上げ、蹴ろうとしたら八重樫に止められた

っ、くそ


貴「お、まえ…何が目的だ……」

司「んっと、先輩のカラダ?」

貴「やめろ、触るな!」

司「も〜、先輩もう少し怯えるとかしてくれても良いじゃん。慣れてるから平気なの?」

貴「ほんと…っ、くそ、離せよっ」


力が強くて、頭上で一纏めにされた手を振りほどくことができない

八重樫の手が私の服の中に入り、腹を撫でた


貴「ひっ…」

司「あ…先輩のお腹、ぺたんってしてる…」

貴「やめ、ろ、マジで!」

司「…いいんすか?」

貴「何がだ」

司「だって俺、知ってるんすよ。A先輩と灰崎先輩が寮で頻繁にそういうことしてるって」

貴「は?」

司「先輩、俺が隣なの知らなかったっしょ。声聞こえてるっすよ」

貴「……そんなの、嘘だ」

司「嘘じゃねーっすよ?ここ角部屋で、隣は俺。灰崎先輩はもう一つ上の階…っすもんね?助けなんて来ないですよ」

貴「いやだ、やめっ…」

司「先輩、寮でそういうことしちゃダメなのに…バレたら退寮っすよ?進路にも響いちゃうかもー、なんて」

貴「あ…」

司「大人しく俺に抱かれます?口止め料に先輩のカラダはかなり高いっすかね?」

貴「………抱かせなかったらどうする気だ」

司「んー、口軽いから全部言っちゃうかも」

貴「……」


今退寮になるのも進路に響くのもまずい

でもコイツに抱かれるのは……

…でも、私の高校生活はもう1年ないし、一回だけなら良いのかもしれない

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碧夜叉 - Ωさん» そう言って頂けてとても嬉しいです!嫌われ役は大切だと思いますし、私はそんな彼だからこそ推しになったのかもしれません!これからも応援よろしくお願い致します! (2019年4月17日 7時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
Ω - ここの灰崎愛されてて嬉しい (原作者は灰崎は黒バスファンに嫌われろって思って書いたって言ったの見たことあったし) ありがとうございますここの作者さんと灰崎信者 (2019年4月16日 17時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ミリイさんに可愛いと言って頂けて光栄です! (2019年4月11日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最高に可愛い祥吾様 (2019年4月10日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2019年3月12日 1時

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