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貴「……腰いった…」
灰「…お前が煽るからだろ」
今日は何とか学校に来れたものの、身体的には満身創痍だ
教室の後ろ、角の席で項垂れる
………昨日は、結局口を塞がれた
…だって我慢するために手を使うのに、祥吾が頭の上で一纏めにして押さえるから解けなくて結局……
唇を噛んでたら血が出るだろって祥吾に止められるし
でもずっとキスしてたわけだから酸欠で苦しくて、なんか一種のプレイみたいになったわけだ
……まあたまには良いかなぁなんて思うけど
それでも毎回毎回腰が痛くなるのは勘弁してほしい
うーん、と項垂れていると、誰かに呼ばれた
「えっと…佐伯？」
貴「ん、何」
「隣のクラスの奴がさ、呼んでるって」
貴「……誰」
「知らねぇけど、なんかお前と話したいんだってさ」
貴「ふーん…分かった、今行く」
灰「おい」
貴「大丈夫、見える場所にいるから」
私は教室から出て、その呼び出したらしい奴に声をかける
そしたら数人の男子生徒で、どうやら私を見に来たらしい
「おおー、やっぱ近くで見るとより綺麗だよな」
「なー」
貴「そういうの良いから。で？何か用？」
「いやさー、俺と付き合ってほしいんだよね」
「コイツ結構優しいぜ？」
「そそ！ほら、背もそれなりに高いだろ？顔も悪くはねぇし！」
貴「……私に恋人いるの知らないの？」
「あー？恋人？」
「…もしかしてあのでかい灰色の髪の？」
「え、アイツ？不良じゃん、やめときなって！」
貴「そうだよ、お前らの言うでかくて灰色の髪の奴。言っておくけどお前なんかより背も高いし顔も良いからな」
「でも素行悪くね？」
「そーそー、それに元帝光だか何だか知らねぇけどバスケ部に入ったらしいじゃん」
「キセキの世代でもないくせに出しゃばってんなって話だろ」
そう言われて、ブチッと何かが切れた気がした
パァンッという乾いた音が廊下に響く
「…〜〜〜っ！ってぇな！何すんだよ⁉」
貴「………何も知らないくせに偉そうなこと言ってんなよ」
「はぁ⁈本当のことだろうが！」
貴「次は張り手なんて可愛いもんじゃ済まさねぇぞ」
灰「おい、A。これ以上はやめとけ」
ぱし、と振り上げた腕を掴まれた
祥吾は驚いたような顔をしている
貴「……」
「おいお前らー‼廊下で何やってんだ！今すぐ職員室に、」
灰「やべ…逃げるぞ」
騒ぎを聞きつけた教師から逃げるために、祥吾が手を引いてくれた
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碧夜叉 - Ωさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！嫌われ役は大切だと思いますし、私はそんな彼だからこそ推しになったのかもしれません！これからも応援よろしくお願い致します！ (2019年4月17日 7時) (
レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
Ω - ここの灰崎愛されてて嬉しい (原作者は灰崎は黒バスファンに嫌われろって思って書いたって言ったの見たことあったし) ありがとうございますここの作者さんと灰崎信者 (2019年4月16日 17時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ミリイさんに可愛いと言って頂けて光栄です！ (2019年4月11日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最高に可愛い祥吾様 (2019年4月10日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2019年3月12日 1時
