探偵社の母的存在！！ (ページ9)

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「！、、、そうだったのですね」

こんなにお買い物ができているということは

繁盛しているということなのでしょうか？

あまり繁盛してはいけない職業ではありますが笑

敦「あの、、探偵社にどのようなご用件ですか？」

そんなことを思っていると

中島さんからそんな質問が投げかけられた

「探偵社にというか、社長殿になのですが」

敦「社長に・・・」

という中島さんはつらそうにしながら荷物をヨイショと

持ち直していた

与謝野「こんなところで、立ち話もなんですし
　早速参りましょうか」

「お願いします」

私はそっと頭を下げた

与謝野「ところで、ウチの社長とはどのようなご関係で？」

どのような・・・

「学徒時代からの旧友ですかね」

そう答えた私にはぁと関心したように

与謝野「そんな前からの・・・」

と言葉を零した

考えてみれば随分と長い間共にしていたことになりますね

まぁ探偵社が設立されてから今まで関係を断ち切っていたのですが

　〝旧友″

そういうのが一番しっくり来ますね

乱歩さんには一度

乱歩「Aさんて、僕と福沢さんの母上みたいだね！！」

と言われたことはありますが

それから

与謝野さんが探偵社の専属医師であり

異能力者だということがわかった

中島さんまで異能力者であると言われたときは

驚いてしまった

すごくかわいらしい

お方なのに・・・

与謝野さんがと言われたときには少し納得していた自分がいました笑

そんな話をしながら角を曲がったところで

中島「あ、あれです。あの茶色の建物に探偵社が入っています」

ええ。それはもちろん知っているけど

あまりにもうれしそうに説明するものだから

言うに言えませんね

実を言うと十年前にもあった建物を見てからは

完全に思い出していたんです

だけど、与謝野さんの話す話があまりにも微笑ましくて

探偵社員の方たちを紹介してくれて

会うのがとても楽しみになったものだから

ガチャ

与謝野さんが扉を開けてくれ、私は探偵事務所へ

一歩踏み出した＿＿＿＿＿＿