探偵社の母的存在！！ (ページ26)

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対談ページ26

貴女｢まず、社員集めから｣

どうぞ、と前に座っている福沢に話を促す

福沢｢しばらくは、一人だけにしようと思う
そいつはもう決まっている｣

貴女｢どのような方で？｣

福沢｢あれは、天才の子供だ
いや、天才すぎるという方が良いか｣

貴女｢天才すぎて幼稚ということでしょうか？｣

福沢｢、、、、まあそういうことだ｣

相変わらずはっきりものを言うのだな

と福沢は思った

貴女｢して、その探偵社は貴女の異能をお使いになられるのですか？それと、その幼稚な方は異能力者なのですか？｣

福沢｢私の異能は仲間にしか使えん。もう一つの方は、奴は異能力者ではないただ、天才的な頭脳を持っているだけだ｣

淡々と彼女の質問に答える

対談というよりインタビューのようになりつつある

貴女｢では、異能を使うことはないと？｣

福沢｢いや、ただの探偵社ではなく武装探偵社として異能絡みの事件を扱っていきたいと思っている｣

なるほど、、、と少し考え

貴女｢それでは、まずは異能開業許可証が必要ですね｣

福沢｢許可証に関しては夏目先生のお力を借りようかと｣

貴女｢それが一番良いですね｣

とお茶をひと口

貴女｢ああ！大事なことを聞き忘れていましたわ｣

｢私は何故呼ばれたのでしょう｣

福沢｢Aにはその、お前のいう幼稚な天才名を江戸川乱歩という
奴の教育係を頼みたい｣

貴女｢教育係？｣

はて、またこの男は訳の分からないことを言い始めた、と彼女はため息をついた