探偵社の母的存在！！ (ページ25)

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乱歩｢お姉さん、この辺の人？｣

と、聞かれ

貴女｢ええ、そうですけど｣

少し不思議そうに乱歩の質問に答えた

乱歩｢ふ〜ん、見ない顔だね｣

貴女｢この通りに来たのは初めてなんです｣

今日はこの通りの奥にある喫茶店で人と落ち合う予定があったのだ

その約束まであと10分というところ

貴女｢申し訳ありませんが予定があるので私はこれで｣

と軽くお辞儀をしてその善哉屋の前をあとにした

貴女｢お待たせしました。｣

結局約束の時間から3分ほど遅れてしまった

男｢いや、待ったうちに入らぬ｣

そう彼女の前に座っている男────

福沢諭吉が言った

貴女｢そうですか？笑笑｣

貴女｢それにしても、あの話は真なのですか｣

諭吉｢ああ、真だ。｣

貴女｢でも、探偵社などいったいどうやって、、、、まず社員はどうするのです｣

そう彼女の約束とは

探偵社を設立するにあたり助力願いたいと

福沢が手紙をよこしたことがきっかけで行われ

るちょっとした対談のことであった