探偵社の母的存在！！ (ページ13)

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お話ページ13

｢おかえりなさい｣

フフフ､､､とても驚いた顔をしていらっしゃる

そこまで驚かれるとは、、、手紙は読んでくださったのかしら

福沢「Aか、、、久しいな」

貴女「お久しぶりですね、本当」

それから喚く乱歩さんを国木田さん達に任せて

私達はお話をすることになりました

〜社長室〜

福沢｢で、離婚というのは本当なのか｣

貴女｢はい、本当に離婚いたしました｣

まあ色々ありまして、、、という言葉は飲み込み笑ってみせた
あまり深堀はされたくありませんからね

福沢｢これからどうするつもりだ｣

貴女｢はぁ、、、あとの時間を過ごすことのできる程のお金はありますからのんびり田舎暮らしでもしようかと｣

福沢｢相変わらずハッキリと言うのだな｣

福沢｢普通、金銭のことは遠慮して濁す事だと思うが、、、｣

｢そうなのですか？｣

大昔にそんなことを誰かに言われたことがあるような気がしないでもないですけど

気にする必要ないですね！

福沢｢のんびり過ごすのも良いだろうがここでうるさい奴らに揉まれて過ごすのも悪くないと思うのだが？｣

そんな言い回しは諭吉さんらしくないですね

貴女｢つまりはどういうことでしょうか？｣

意地悪なことを言ってしまったかしら

久しぶりに会うものだからつい笑笑

福沢「…はぁこの探偵社で働かないか」

貴女「よろこんで」

そう少し微笑んで見せた

私は無意識のうちにこの言葉を待っていたのかもしれない

すごく嬉しかった

出されていたお茶を一口

福沢「喜んでもらえたのならよかった」

口が綻びすぎだ、と諭吉さん

そんなことないですよ、と私

はぁ、、、懐かしいですねぇ

本当に、、、

胸が温かくなりますね、

乱歩「ねぇ！！！お話長い！！！社長ばっかずるい！！！僕だって！！！」

胸が温かくなるのを感じていたらドアがものすごい勢いで開けられた

乱歩さんだ

貴女「丁度今、お話が終わったところですよ」

また、胸が温かくなりました

乱歩「じゃあ次は僕の番だね！！こっちこっち！！」

そういってさっきまでいた応接間に連れて行かれ

またお茶が出された

これは、長くなりそうですね笑

それでも、私の前に座って笑顔でいる乱歩さんをみていると

いやな気が全くしないんです

ここでは、よく笑えそうです