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第40話 ページ42

***


IH予選 前日




烏「−俺からは以上だ 今日はよく休めよ」



「ハイ‼」




澤「よし!じゃあこれで」




武「あっちょっと待って!もう一つ良いかな⁉」





烏養の話も終わり、澤村が終わらせようとした時
武田からストップがかかった




武「清水さんから!」



清「………激励とか…そういうの…得意じゃないので…」




小さくそう言うと何やら大きな紙袋をゴソゴソしだす清水




清「先生 お願いします」



武「任せて‼」




どんっと胸を叩く武田は清水が紙袋からだした物を持つとハシゴを登ってギャラリーに上がった
清水も続く




ギャラリーでゴソゴソと何かをする二人

部員達は何事かと釘付けになっている




武「せーのっ」




武田の声とともに


バサッ



と広がる真っ黒の横断幕


そこには白い字で大きく"飛べ"の文字がある





菅「こんなのあったんだ…!」



清「掃除してたら見つけたからきれいにした」



田「うおおお‼燃えて来たァァ‼」



西「さすが潔子さん 良い仕事するっス‼」




興奮したように叫び出す2年単細胞二人を澤村が止める


二人は頭にハテナを浮かべて澤村を見るが、澤村は清水を見ている



清「…が」



"が"?


部員の頭にハテナが浮かんだ時
清水は一言




清「がんばれ」




照れたように言うと、そそくさとその場を去ってしまった



次の瞬間…



ぶわっと泣き出す3年の三人と2年単細胞二人



清水がこんなことをしたのは初めてのようだ


日向と影山は主将の澤村まで泣いていることに驚き

月島と山口は2年の二人が、普段は煩いのに声すら出ていないことに驚いていた

そのころAは出口付近の壁に寄りかかり携帯をいじっていた



横断幕や清水の行動に興味がなく、初めから聞いていなかったため何故部員が泣いているのかもわかっていないが
それすらも興味がなく、一度だけチラッと見ただけですぐに携帯に視線を落としてしまった

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liar clown(プロフ) - maplen1026さん、コメント、ありがとうございますっ! 頑張ります☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2016年2月6日 13時) (レス) id: af8b573239 (このIDを非表示/違反報告)
maplen1026(プロフ) - 凄い面白いです! 更新待ってます!頑張ってください! (2016年2月6日 11時) (レス) id: 4562b7feaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:liar clown | 作成日時:2015年11月4日 21時

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