一年は組の独りの子 (ページ5)

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四滴ページ5

あ(そろそろ先輩のところ行こうかな、)

きり丸「あ!!狐柚!!いい所に！」

あ『え？』

乱太郎「きりちゃんのバイト手伝ってくれない？」

あ『いや、ごめん、先約があるんだ』

きり丸「えぇー！どんな？？」

あ『どんなって先輩と夜ご飯を食べる約束だけど』

き「ちなみに先輩はどちらで？」

あ『三郎次先輩と左近先輩と、』

き「その2人ならこれの後でもいいじゃねぇーか！」
　「なんならそんな約束なんていつでも平気だろ！」

あ(はっ？なにそれ)
　『いや、無理』

き「なんでだよ！ケチ！」

団「ちょっ、きり丸ｯ」

あ『じゃぁ聞くけどそれ手伝ったらバイト代くれんの？』

き「は？」

あ『だって手伝いしたんだからタダとは言わないよね？』

き「いや、手伝いなんだからあるわけねぇーだろ」
　「てか、同級生から貰おうとするかよ普通」

あ『それは人それぞれでしょ？なに、同級生じゃなくて
　先輩だったら貰うの？』

き「そういう訳じゃ、」

あ『何が違うの？そういう事でしょ？』

乱「ちょっと！きり丸を責めないでくれる？？」

あ『はぁ？こっちが悪いって言いたいわけ？』

乱「そういう訳じゃないけど言い方があるじゃんか！」

あ『先約を優先しただけでケチって言われる側の気持ち
　わかんのかよ』
　『それにバイトなんて手伝ってもらってる
　くせに(ﾎﾞｿｯ』

乱「だから！そう言う言い方が！」

庄左ヱ門「2人とも落ち着いて!!」
　「先約があったならそっちを優先するのは当然だし
　きり丸の言い方にも非があった」
　「でも、狐柚の言い方もちょっとは考えた方がいいし、
　同じは組として少しは協力を試みてもいいと思う」

あ『なにそれ、結局僕が悪いって言いたいのかよ』
　『もういいよ』

庄「あ！ちょっと！」

乱「言い方ぐらいもう少し何とかなるのに！」

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作兵衛「あ、おせーぞ灰!!」

あ『すみません！ちょっと色々あって！』

左近「...ちょっと待っててください」

孫兵「わかったよ」

あ『へ？』

左近「よし！灰の部屋行きましょう！」

三郎次「よし来た！行くぞ灰！」

あ『え？あの？ちょっとー！？』

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