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「良いな。この約束だけは、死ぬ気で守れ。
でなけりゃアンタをあいつの元へは行かせてやれん」
「…ああ、守ろう。必ず。生きて帰るさ」
ちゃんと、お前の元へ。
「愛してるぞ、ぬらりひょん」
「…ワシの方が愛しとるに決まっとろうが」
「フン。たわけ」
▽▲▽▲▽
城の中に入ったはいいものの……
ドガッ、バギャッ、ゴッッッ
「雑魚ばかりでつまらぬ」
京妖怪たちはAの強さに恐慄いた。
戦わずして恐れるなど、妖怪ではあってならぬこと。
だとしても、恐れる他なかった。
Aの進んできた道にあるのは死屍累々。
容赦なく沈められた妖怪たちが山のように転がっていた。
「………リクオたちの気配がない。何故だ？」
ちょうどその頃、リクオたちは鬼童丸によって亜空間へ飛ばされており羅城門で戦っていた。
その為、Aの見聞色の覇気に引っかからなかったのである。
「鯉伴は相変わらずウロチョロとしているな」
覇気を辿れば愛息子がどこら辺にいるのかがすぐに分かった。
何をしてるのかはさっぱりだが、元気に動き回ってるのは確か。
それにひと安心しつつ、Aは上へと向かった。
一歩も歩みを止めることの無いAは向かってくる京妖怪たちを容赦なく潰す。
そこには一切の慈悲もなく、奴良組の妖怪ならば優しく心を砕くであろうが、そんなものは当然存在しない。
着物に血が跳ねようが気にもとめない。
その様子は、前前世の海賊の時と同じだった。
「貴様……」
「あれぇ…どこから入ってきたのかしら」
居たのは、小さな女児。
しかしその手には骸骨と、蛇。
「羽衣狐様へのお供え物にしよう」
飛びついてきた童の蛇。
だがその蛇を一飲みにしたのは私の蛇だった。
呆気なくバクンと食べられた蛇に、童は目を見開き、唖然とした。
「羽衣狐か……」
この童…妖怪としての地位はおそらく高い。
が、しかし……
「ここは童の来る場所ではないぞ」
ドンッ
「カハッッッ！！？」
制限なしの覇王色の覇気をぶつけてやれば、すぐ地に平伏し、白目を向きかけながらかろうじて意識を保っていた。
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ツバキ(プロフ) - 過去編も原作編もめちゃくちゃ面白いです！！一気見しました！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (3月10日 6時) (
レス) @page8 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - すごく面白いです！更新待ってます！ (11月16日 17時) (レス) id: e833dbf582 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - 更新待ってます！ (9月18日 0時) (レス) id: c5f13d75c6 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 続きは更新されますか？原作の最後まで行って欲しい (9月8日 3時) (レス) id: e815e183a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2022年10月29日 13時) (レス) @page8 id: ab891109e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2021年7月10日 20時
