顔合わせ ページ27
泣きそうになっていると彼が私の背中を擦る
智「もう泣くなよー。
俺まで泣きたくなるじゃんかー。」
「何で智が泣くのよー？
あっ…そうだー。
ニノーあの子、呼ぶ？」
和「…桜花ちゃんですか？」
「ふん。」
和「そこは貴方に任せます。
呼びたきゃ呼んで下さい。」
「なら呼ぶー！！
せっかく共演するなら先に顔合わせて少しでも仲良くなった方が良いでしょ？」
和「まぁ…早いに越した事はないですけど…。」
「ふん。
じゃあ電話かけるね！！」
そう言って私は彼女に連絡する
暫くコールが続いた後、彼女の声が聞こえた
桜「もしもし…。」
「ねぇー桜花、映画おめでとう！！
お姉ちゃん、今さー智とニノと一緒に飲んでんだけどさー桜花も来ない？」
桜「へっ？
ちょちょっと待って！！
お姉ちゃん、ARSのメンバーと飲んでんの？」
「ふん。
残念ながら潤君は居ないけど…。」
桜「でっでも…迷惑じゃないかな？」
「らいじょーぶ、らいじょーぶ！！
智やニノが手出しそうになったら私が殴るから！！」
桜「お姉ちゃん、殴るって…。
でも、お姉ちゃんがそう言うなら今、仕事終わったからそっち行っても良い？」
「了解！！
じゃあ飲んで待ってるね！！」
桜「うん。
後、お祝いありがとうね。」
「いえいえ！！
気を付けて来てねー！！」
そう言って姉妹の会話は切れた
それから暫くして彼女が現れた
「あっ桜花ー！！
急にごめんねー。」
桜「別に大丈夫だよ。
丁度、仕事終わったとこだし明日休みだから。」
「なら、ナイスタイミングだったんだね！！
席は…取り敢えずニノの横にどうぞ♪」
桜「へっ？
あっ…えっ？
むっ無理ー///
私が嵐さんの隣だなんて…。」
「私も最初はそうだったけど慣れたら大丈夫だよ！！」
和「貴方、慣れたら大丈夫って…。
私達を何だと思ってるんですかー。
まぁ…桜花さん、立ってるのもなんですし座って下さい。」
桜「えっ？
はっはい！！
座らせて頂きます。
失礼します…。」
彼が自分の横の床を叩き、彼女を呼ぶ
私の横に智、智の前にニノ、ニノの横には桜花が座っている
「よし！！
桜花、ニノに挨拶だね！！」
和「それより貴方、私達の事より横のオジさん相手にしたらどうなんですか？
さっきからオジさんの視線が凄いんですけど…。」
「大丈夫ー大丈夫ー！！
よし！！後は2人に任せた！！
私は智の相手してるからー♪」
私はそう言って2人の空間を作った
その後、私は私で彼の相手をしていた
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2017年10月11日 23時
