朝から罪な人 ページ13
智「Aー！！Aー！！」
また私の名を呼ぶ智君
でも姿は見えなくて…
彼の名前を呼び続けるけど彼の姿は全く見えない
諦めそうになりながら泣きそうになりながら何度も彼の名前を呼ぶ
数回呼んだところで目が覚めて、さっきの出来事が夢である事に気付く
起きて一番に目についたのは智君の顔
智「A…おはよう。
随分、うなされてたみたいだけど大丈夫？」
「おはよう…。
私なら大丈夫だよ。
智君が居てくれて良かった…。」
私は彼に抱きついた
抱きついた瞬間、唇に何かが当たるのを感じた
そして、そのまま体が押し倒されているのに気付く
「智君…。」
智「そんなウルウルした目で見れると朝から激しくしたくなる。」
「智君…。」
智「智君じゃなくて智…だろ？
夜はあんなに智って啼いてくれたのに、もう智君？」
「智君です。
朝からはしません！！」
私は彼を突き飛ばして風呂場に向かおうとする
智「いってー！！
何も飛ばす事ねぇーだろー！！」
「調子乗らないの！！
私、シャワーだけザッとしてくるから。
智君はどうする？
風呂入るなら水溜めるけど…。」
智「うぅー。
じゃあさー風呂だけ一緒に入ろ！！」
「入りません。
でも風呂入るなら溜めとく。
ここ、追い焚き出来ないからちゃんと入ってよね！！」
智「そんなバナナ…。
じゃあ俺もシャワーで良い。
Aと風呂入れないなら風呂入る意味ないし。」
「ギャグ言っても無駄！！
分かった。
じゃあ先に行くからどっかでゆっくりしといて。
後、大したもんじゃないけど冷蔵庫にお茶とか入ってるから飲みたかったらどうぞ。
でも…またいつか入ろ。
今日は良い意味で疲れた…。」
智「了解！！
ありがとう。
うふふ。
じゃあ…またいつかね！！約束！！
楽になるまでゆっくりしておいで。」
「ありがとう。
行ってくる…。」
そのまま浴室に行ってシャワーを済ませリビングに戻ると彼の凄い視線に気付く
「智君…何じーっと見てんの？」
智「うーん…髪の毛と全体？
Aの少し濡れた髪が妖艶で全体のバランスが可愛過ぎてヤバい///
反則だわ…。」
なんて…いきなり抱きしめられたと思えば、また糸も簡単に私の唇を奪っていった
「簡単に私の唇、奪ってくなんて智君こそ反則。
そんな事、言われると照れちゃうよ///」
智「へへへ♪
本当はこのまま先にいきたかったんだけど…。
これでも俺、理性の限界ギリギリで耐えて頑張ってんだべ。
Aが辛そうだから。」
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2017年10月11日 23時
