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12話目 ページ13

Aside


nk「そういえば、2人はもう仲直りしたの?」

と、Nakamu君が私ときんとき君を交互に見ながら言った。

kn「うん、実はー」

と、朝あったことについてきんとき君が2人に説明してくれた。2人は興味津々に聞いていたが、全部の説明が終わった後に、ふとNakamu君が何かを思いついたように声を上げた。
そしてそのままきんとき君の方へ向けていた顔をぐるっとこちらに向け、

nk「Aさん、今日俺達と一緒に昼ご飯食べない?」

「……え、?」

…爆弾発言をした。

kn「あーそれいいね!俺ももっとAさんのこと知りたいし!」

「でしょ!?もう既にBroooockときりやんと会ってるらしいし、シャークんは…まぁ大丈夫でしょ!!」

…いやいやいや、何が大丈夫なんだ。会った、といってもBroooock君ときりやん君とは自己紹介ぐらいしかしてないし、ましてやシャークん、という人に至っては会ったことすらない。
それに、女の子ならまだしも男子に混ざってお昼を食べるなんて緊張するに決まってる。そんなのコミュ障にはキツすぎる行為だ。

「いや、でも、…」

なんとか理由をつけて断ろうとするが、2人は期待に満ちた目でこちらをじっと見つめてくる。
小動物を思わせるその顔は正直めちゃくちゃ可愛い。
2人揃って顔がいいため、破壊力は抜群だ。
助けを求めようとスマイル君の方を見ると、彼は呆れた顔をして諦めろという風に首を振った。
2人は依然として私の方を見つめてくる。
……ええぃ、もうどうにでもなれ!!!

「……………分かりました。」

観念してそう言うと、2人は嬉しそうによっしゃあ!と言いながらハイタッチをした。

nk「じゃあ、昼休みに屋上に集合ね!!」

Nakamu君はそう言うと、満足気な顔をしながら自分の席へと戻って行った。それに続けてスマイル君も自分の席へ帰っていく。

…そういえば、誰かと一緒にお昼を食べるなんて何時ぶりだろう。
その後はずっと緊張と少しのわくわくで頭がいっぱいで、珍しく全然授業が頭に入ってこなかった。

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作品ジャンル:ギャグ
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ぱふぇ。ライム。推し悪。(省略) - 更新……… (2021年5月16日 13時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
(*゚▽゚*) - 鮭おにぎりって…共食いじゃn))殴 (2021年4月1日 21時) (レス) id: 933893c164 (このIDを非表示/違反報告)
電球(プロフ) - 黄桃さん» ありがとうございます!w確かに、WTさんの小説ってまだまだ少ないですよね....これからどんどん増えて欲しいです!これからも更新頑張ります! (2021年2月18日 11時) (レス) id: 5bea9e20fd (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - WTの小説ってwrwrdに比べると凄く少ないから、めっちゃ満足です!!!裸待機して更新待ってます!() (2021年2月14日 12時) (レス) id: 2f74b3d2f0 (このIDを非表示/違反報告)
電球(プロフ) - くるるさん» コメントありがとうございます!なるべく早めに更新して行けるよう頑張ります!!(*´ω`*) (2021年2月13日 1時) (レス) id: 5bea9e20fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:電球 | 作成日時:2021年2月9日 0時

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