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「恋愛小説…？」
「そうそう、麦ちゃん今まで一回も書いたことないから理由あるのかなって」
と次の小説の打ち合わせをしていると急に山中さんが言い出す
私の小説を掲載させてもらってるサイトはとある出版社の作ったサイトで、そこには公式作者とチャレンジ作者がいる、ありがたいことに私は公式作者にならせてもらって、こうして担当者と次の小説の打ち合わせや実際に本にしてもらったりしてる、まぁ隔週更新しないといけないのは結構きついけど
楽しいからこれでいい、私にとって小説を書くことだけが心の拠り所だから
「恋愛系は苦手なんです、自分がまともに恋愛をしたことないからか、他の作者さんみたいな恋ならではの主人公の些細な気持ちの変化や揺れが上手く書けなくて」
下手な心情描写などを書くくらいなら自分が得意な方を書いて皆に届けたい、それにきっと私の読者達は私の書く恋愛小説を求めてない
「そっかぁ、そろそろ書いてもいいかなって思ってたんだけどね、読者さんも読みたいって方多いし」
「いやいや、極一部の人ですよそれ…てか上手く書けないし」
「そう？最近の麦ちゃん前までと違うし、ほら！嶋くんもいるし」
と言われ咄嗟に口を開く
「い、いやっ！だからその、シマくんとは友達で仲良くしてもらってるだけどそう言うのじゃなくて！」
と言えばきょとんとした顔で私を見る山中さん、私が人を連れてくること自体が珍しいのに初めて紹介したのが男の子だからシマくんが私の好きな人だと勘違いしてる
確かにびっくりするような今まで言われたことないようなことを言ってくるシマくんだけど、きっとそう言うことを言う相手は私以外にもいるし、なんなら私より仲良い女子とか沢山いるからそういうのじゃない
「…ま、まぁ挑戦してみたらどうかな、確かに最近同じ感じの小説ばかりでマンネリ化してるのは嘘じゃないでしょ？」
「は、はい、…わかりました挑戦してみます」
「うん、麦ちゃんの文章力なら大丈夫だろうし、本当に無理になったら打ち切りにしよう」
「はい…」
「わからないことあったら聞いてくれればいいからね」
「わかりました、よろしくお願いします」
と私の人の頼みは断れない性格上了承したは良いものの、恋愛なんて本当にわからない、でも書くからにはちゃんと書きたいし読者をがっかりさせたくない
ど、どうしたらいいんだろ…
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彩心(プロフ) - レミリアさん» レミリアさん暖かいお言葉ありがとうございます。これからも自分のペースで頑張っていきます(^-^) (2020年11月9日 9時) (
レス) id: 71f1b2a134 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - すごく好きです…！タイトルに惹かれて読み始めたら内容も良くて素敵な作品ですね！更新待ってます。 (2020年11月8日 21時) (レス) id: 0a87aae102 (このIDを非表示/違反報告)
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