検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:21,464 hit

1月8日 ページ8





『 作並くーん。』



「 なんですかー。」



『 さっくん。』



「 はぁい。」



『 こーちゃん。』



「 ……。」



『 あ、照れた、勝った!』



「 なんですかそれ(笑) 」





と、いうことで、本日は伊達工1年の作並浩輔くん。



なんと、8日目にして初めての1年生!!


ここらで癒しがほしいと思ってたんです、わかってんじゃん主催者。()



そんな可愛い作並くんと何をしてたかと言うと、


名前を呼んで相手が照れたら勝ち、っていうゲーム。


ちなみに今勝手にわたしが始めました。





『 作並くんもやってみてよ。』



「 僕ですか? 」



『 うん、逆転勝ちしてみて。』





うーん、と、右肘をついた手に顎を乗せて考える素振りをしながら、左手ではカルピスをストローで混ぜる作並くん。



わたしは、その正面に座って、両肘をついて顎を乗せて、作並くんをじっと見つめる。




すると、上の方を向いてた視線がわたしに移って、静かな声で呟かれる。





「 ……A。」





…………。





「 あ、照れた、僕の勝ちですね、ふふ。」





得意気に笑っている姿さえもなんだかかっこよくて、見ていられないから机にバタッと突っ伏した。



さすがに先輩に呼び捨てはまずかったですか?って不安そうに聞いてくるから、


顔を上げてみたら意外と近くに作並くんの顔。



びっくりしたのか、謝りながら慌てて引こうとする作並くんの顔を、両手で挟むと、



もうすでに赤く火照ってる頰。





『 ……浩輔先輩? 』



「 なっ…!! 」



『 …なるほど、作並くんは年下好き、と。

それと、わたしの大逆転勝ちね?』





顔を離してあげて、そう言うと、悔しそうな顔をする作並くんは突然立ち上がって、わたしの腕をつかんだ。



そして、そのままぐいって引っ張って、耳元で、





「 Aだったら何でも好きだよ。」





なんて悪戯っぽく言うから、


もうわたしの大大大逆転負けを認めるしかなさそうです。





( 二日連続小悪魔は心臓に悪い… )



( なんの話ですか? )



1月8日の伊達工(おまけ)→←1月7日



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , HQ , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆい(プロフ) - 青根君が可愛いですね! 出来れば続きやってくれると嬉しいです! (2017年9月23日 0時) (レス) id: 1646d8f82a (このIDを非表示/違反報告)
- このシリーズ終わってしまったんですか?少しさみしいです (2016年9月25日 15時) (レス) id: f0cf81456a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよにゃん - うぇい。←分かりにくいがテンソンが上がってます。ウェイ。 (2016年4月10日 11時) (レス) id: 14134d9d4a (このIDを非表示/違反報告)
まりもクン。(プロフ) - 涙さん» ありがとうございます!!(;_;)頑張ります!! (2016年4月1日 19時) (レス) id: adc226b4ad (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです!!何コレ俺得!!みたいな感じで読んでましたwww更新応援してます!!頑張ってください^^ (2016年4月1日 17時) (レス) id: 6d9df2787f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりもクン。 | 作成日時:2016年3月13日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。