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私と目線を合わせて、しゃがみこむ大毅。
視線がかち合ったがお互い気まずくなる。
「…っ…大毅のアホぉ…アホアホ！！」
大「……ごめん、な」
「…っ……」
はぁ。とため息をついて俯いたかと思うと、再び私に視線を戻した大毅。
大「…Aが、好きやから……Aの前では嫌がることはしたくなかった」
「……じゃあ、…そもそも煙草やめたらいいやんっ…」
大「………やめたら付き合ってくれるんか？」
「……っ…」
大毅の瞳が揺れる。
大「煙草は俺の逃げやってん…Aが嫌いなことをしてる自分がいることで平常心保ってた…」
「……」
大「けど、Aにも想いを伝えたし、俺はもう逃げへん…自分からも…Aからも」
そう言った大毅は、ポケットに手を突っ込むと一箱の煙草を取り出した。
それをゴミ箱の中に投げ入れる。
大「A、家まで送ったる。帰ろ」
「……」
“俺はもう逃げへん”
そう言った大毅の瞳は強く私を捉えていた。
涙でぐしゃぐしゃのはずの私の顔を見ても、クスリともしない大毅。
いつも酒が入ったら泣き出す照史さんのことはしつこいくらいいじり倒すのに。
「……ん…」
私が手を差し出すと、大毅は少し嬉しそうに困ったようにはにかみながらその手を掴んでくれた。
引っ張るように立ち上がり、フラフラしている私の腕を自分の肩に置いて支えてくれる。
大「じゃ、神ちゃんありがとう」
智「おん、なんか2人付き合ってるみたいやな」
「…付き合ってへんもん」
大「ま、いずれは…な？…んじゃ帰るで」
大毅はそう言うと、神ちゃんの家を出る。
大毅の運転で助手席に乗りながら、家に帰るまで街の灯りをぼーっと見つめるこの時間を。
私は多分一生忘れることはないだろう。
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望月.(プロフ) - nさん» n様コメントありがとうございます！！(TT)小瀧担ですか！同担様で嬉しいです！そんな小瀧担の方には今後キュンキュンな展開沢山ご用意しておりますのでご期待ください！！これからも頑張ります♪ (2021年7月13日 11時) (
レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
n - すごく面白いです！(T . T)小瀧担なので小瀧くんとの絡みが少し増えてほしいなーとも思いつつシゲちゃんとうまくいってほしい！って気持ちです！(TT)更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年7月12日 13時) (レス) id: 30e16f9c86 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - 久美ちゃんさん» コメントありがとうございます(TT)できるだけ早く更新できるように努めてまいります！これからもよろしくお願いします*＾＾* (2021年7月12日 11時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
久美ちゃん - 続きが気になります。早く読みたいです。 (2021年7月11日 6時) (レス) id: 2015967447 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - きいさん» きい様いつもありがとうございます！！(TT)いやほんとにこれは小瀧くん反省案件です…これからもう山あり谷ありな展開めちゃくちゃあるのでご期待ください！(笑) (2021年7月7日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2021年7月1日 15時
