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あれから結局、小瀧が何を話したかったのか聞けないまま練習が終わった。
「お疲れ様ー！」
流「おつかれ、A」
「うん、流星くんはよ帰り！」
流「おん、じゃまた明日」
マネージャーの私は依然と部室の片付けや
日記を書くのに必死だった。
大ちゃんは変わらず手伝ってくれて
今日もそのはずだった。
……なのに、
「………小瀧、」
部室に戻ると、そこに立ってたのは
大ちゃんではなく、小瀧だった。
思わず、足がすくむ。
先日のお見舞いの件について
小瀧は覚えているのかな。
覚えていたら、私を軽蔑する？
嫌われたくなくて思わず泣きそうになる。
そんな私をよそに小瀧は私を真っ直ぐ見つめ、
そのまま私に近づいてくる。
「……」
望「…A、…」
優しい声に、安心する。
小瀧は、やっぱり私の信じてた小瀧だった。
この声に、嘘はない。
「……なに？」
望「しげには、先帰ってもらった」
Aに、言いたいことがあんねん。と
小瀧は頭をポリポリと搔く。
望「………俺、さ
Aに、謝りたくて」
バツが悪そうに、フイと顔を逸らす小瀧。
私は何も言えなくて
ただただ小瀧の発する言葉に耳を傾けるだけだった。
望「…ずっと、流星と喧嘩してから意地張って
神ちゃんとか、Aとか、流星にも関わらんようにして、一時期は部活も辞めようと思ってて」
ゆっくりと、言葉を紡ぐ。
望「…………A、今まで色々ごめん」
小瀧が、頭を下げた。
「小瀧……」
悪いのは、
「……私も、ごめんなさい」
私も、だ。
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ももちゃ(プロフ) - とてもキュンキュンしちゃいました！！！もし良ければ続編もみたいです！！キュンキュン止まらないです、、。 (2020年4月15日 1時) (
レス) id: 3ab9ee8372 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - かみかえさん» のんちゃん担です！普段は恥ずかしくて小瀧小瀧呼びしてます((( (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - リアさん» 私の体調まで気遣っていただきありがとうございました！只今は新作を執筆中ですので、宜しければそちらの方もよろしくお願いします(^^ (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょくこちらの短編を執筆しようと思っております…！良ければこれからもたまに覗きに来てください！ (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
かみかえ - 大好き (2020年2月16日 16時) (レス) id: 1809e8188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2019年11月21日 10時
